卒制の制作過程インタビュー
卒業制作展
講師の早川です。
卒業制作展2019のメインビジュアルは学生が授業の一環として制作・提案したものの中からデザイン・アート科3年生 市川 凪さんのデザインが選ばれました。
今回は市川さんに制作の背景についてインタビューしました。
講師・早川(以下、早川):このたびは採用おめでとうございます。ご自身のアイデアが採用されたと聞いた時、どんなお気持ちでしたか?
市川 凪(以下、市川):まさか私が選ばれるとは思っていませんでした。卒業制作展の顔であるDMを任せていただき、とても嬉しく思います。選んでくださった皆さんに『あなたのDMを選んで良かった』と言って頂けるようなモノを作れるよう、努力しようと思いました。
早川:蝶々がモチーフになっていますが、アイデアはどのように出したのですか?
市川:エディトリアル講師である石井先生が製作に携わっている『昆虫展』を見て、昆虫の美しい多様性に感銘を受け、授業の課題で昆虫を題材にしたDMを制作いたしました。昆虫の中で蝶を選んだ理由は、サナギから出てくるときに一番感動する昆虫だと思ったからです。
早川:なるほど、では4色展開にしたのはなぜですか?また、配色はどのように決めたのですか?
市川:OCHABI生の多様性を表したく、4色展開にいたしました。配色は色の源となる3原色と、そのポップな3色をまとめる為にシックな灰色を含めた4色にしました。DMの色決めの際、デザイン班の方々とすごく悩みました。でもそのおかげで満足できるDMができて嬉しいです。
早川:苦労した甲斐あって、それぞれ綺麗に配色できましたね。 アイデアやデザインを考えるときのために、普段から心がけていることはありますか?
市川:デザインやアイデアを考えるのはとても苦手ですが「これでいいや」とあまり思わないよう取り組んでいます。
早川:いよいよ卒業制作展となりましたが、今までのOCHABI生活で思い出に残っていることはありますか?
市川:三年生最後の顔である卒業制作展のDMに選ばれたこと、制作したことですね。学校生活の中でDMに携われることは少ないので、貴重な経験をさせて頂きました。
早川:すべての経験が今後の糧になっていくと思います。最後の質問になりますが、卒業後にチャレンジしたことは?
市川:卒業制作展のDMに携われた素晴らしい経験を生かせるよう今後も頑張りたいです。
市川さんありがとうございました!
今後の活躍にも期待しています。
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