ゼロからはじめてプロになる。御茶の水美術専門学校

講師の亀山です。
Creative Solution Awards -2018 4th Presentation-のメインビジュアルは学生が授業の一環として制作・提案したものの中からデザイン・アート科2年生　山内志織さんのデザインが選ばれました。

亀山：ポップコーンなどモチーフの動きがとても楽しいですよね。今回、DMのアイデアはどのように出したのですか？
山内：DMのデザインのラフをひたすら描いていた時に、ふとポップコーンが思い浮かんで学生たちのアイデアが浮かぶときのイメージに合っているなと思い今回のデザインにしました。

亀山：なるほど、そこに掛かっているわけですね。では、制作する上でこだわった点や苦労した点もあれば教えていただけますか?
山内：弾けている感じを出したかったので、どこを基点に弾けさせたら良いのか、羊やポップコーンの要素の配置や緩急のつけ方にとても苦労しました。文字の配置や色を考えているときは何が正解なのかわからなくなって本当に完成するのかなと不安になりました。

亀山：ベストを探してたくさんパターンを考えてくれましたよね。とても粘り強くがんばってくれたと思います。
アイデアやデザインを考えるときのために、普段から心がけていることはありますか？
山内：知っているものが多ければ多いほどアイデアを出す時に面白い組み合わせができたり、新しいものを考えられると思っているのでどんなものでも気になったものやいいなと思ったものは調べて頭にインプットするようにしています。

亀山：それはとても良いですね。
では、続いてOCHABIの授業についての質問ですが、OCHABIはチームで取り組む課題も多いですよね。個人制作とチームワークの違いって感じますか？
山内：個人制作では自分のやりたいことができますが、苦手なことも全部一人でやらないといけないので大変だなと感じます。チームワークでは一人一人違う視点から意見を出してアイデアを考えていく過程が楽しいですし、作業もそれぞれが得意なものを担当して作るので負担はあまりないです。

亀山：なるほど。では逆にチームワークならではの難しさを感じるポイントはありますか？
山内：それぞれでやりたいことが違うのでそれをまとめるのが難しいですね。
 
亀山：これからのOCHABI生活でやってみたいことはありますか？　新しくチャレンジしたいことや、引き続きやりたいことなどを教えてください。
山内：自分でデザインしたものを売ったり、コンペにたくさん参加したりとにかく色々挑戦できるものはしていきたいです。

亀山：良いですね！全ての経験が糧になっていくと思います。
では、そんな山内さんに最後の質問です。ずばり、夢は？
山内：広告デザイナーになって自分の作った広告をあちこちに載せてもらうことです。

山内さんありがとうございました！

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