【学生記事】立体的な文字を作ろう

高度デザイン・アート科3年の石塚です。

前回前々回とAdobe Illustratorの機能である「3Dとマテリアル」について紹介してきました。

今回は3Dとマテリアルをより詳しく使ってみる実践編として、
前回の記事【Adobe Illustratorと3D】のサムネイルに使用した文字を立体的に見せる方法を              紹介いたします!

①加工したい文字をアウトライン化します。
 ライトや加工の調整がわかりやすいように、まずは白みがかったグレーで製作します。

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②効果>3Dとマテリアル>押し出しとベベル

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もう立体的になりましたね!                                                                                                                          ここから3Dとマテリアルタブ[※画像上では右側]でより立体的に、リアルに調整していきます。

0225_3

【オブジェクト】
膨張:奥行き200px ボリューム35% プリセット:アイソメトリック法-右面

【ライト】
強度:80%
回転:-45° 高さ:55° 柔らかさ:60%
シャドウ:位置 オブジェクトの下

【マテリアル】
ベースプロパティ:粗さ0 メタリック0

あとはお好みで調整し終えたら、タブの右上にあるマークからレンダリングをします。

0225_4


※レンダリングは非常に重たいので容量に気をつけながら実行してください!
 レイトレーシングをつけて出力をするとよりリアルに出力することができますが、
 大変重いのでまた編集することがある場合は切っておきましょう。

実際にレンダリングした画像がこちらです!

 0225_5


その後色味に若干青みを足し、背景色を置きました。

〈膨張〉で少しボリューム感を作ったことで硬すぎないリアルさが演出できたのでは                             無いかと思います!今回は文字を立体的にしましたが、なんとオブジェクトも同じように                   立体的にすることができます。角度や数値、ボリュームやライティング、マテリアルといった           質感までこだわれる点は満載で奥深いものです。
 皆さんもぜひ【3Dとマテリアル】機能を使って制作してみてください!

「ぷっくり加工してみよう」

「Adobe Illustratorと3D」

 

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