

「毎日使うスマホアプリ、もっとこうなれば使いやすいのに」 「この予約画面、なんかワクワクする!なんでだろう?」
私たちが日常で感じる「使いやすさ」や「心地よさ」。それを裏側で設計しているのがUI・UXデザイナーです。最近、進路を考える高校生やキャリアを見直したい若者の間で、最も注目されているクリエイティブ職のひとつといっていいでしょう。
でも、「プログラミングが得意じゃないとダメ?」「センスがないと、使いやすい画面なんて作れないんじゃ……」と不安に思っていませんか?
結論からいうと、UI・UXデザインに最も必要なのは、絵心よりも「人の気持ちに寄り添う想像力」です。
この記事では、未経験からUI・UXデザイナーを目指すための具体的なステップと、これからのデジタル社会で求められる「思いやりの設計」について解説します。
よくセットで語られる言葉ですが、それぞれの役割は少し違います。
UI(ユーザーインターフェース) は、「ユーザーとの接点」のことです。ボタンの形、文字の大きさ、色の使い方など、目に見える部分の美しさやわかりやすさを整えます。
UX(ユーザーエクスペリエンス) は、「ユーザーの体験」のことです。「サクサク動いて気持ちいい」「迷わず注文できて助かった」といった、使った後の感情や体験そのものを設計します。
UI・UXデザイナーは、いわば「デジタル空間のおもてなし担当」。ユーザーがストレスなく、笑顔で目的を達成できるまでの「道のり」を作る仕事です。
「このアプリの戻るボタン、押しにくいな」「このサイト、次に何をすればいいかすぐわかる!」——そんな、自分自身の心の動きを観察することから始めましょう。なぜそう感じたのかを分析する癖をつけることが、ユーザー心理を理解するための一番のトレーニングになります。特別な道具は何もいりません。
UIデザインには、「人間は左上から右下へ視線を動かす」「関連する要素は近くに配置する」といった、人間の視覚や心理に基づいたルールがあります。これを学ぶことで、センスに頼らずとも「誰にとっても使いやすい画面」をロジカルに作れるようになっていきます。
今は「Figma(フィグマ)」などのツールを使えば、プログラミングができなくても「ボタンを押すと画面が切り替わる」試作品を比較的簡単に作ることができます。自分のアイデアを「動く形」にして、誰かに触ってもらう経験が、プロへの大きな一歩になります。
UI・UXデザインは、一人で画面に向かって勉強しているだけではどうしても突破できない壁があります。それが、「自分の作ったデザインが、本当に他人に伝わるか確かめられない」という壁です。
自分では押しやすいと思ったボタンが、初見の人には気づかれない。自分ではおしゃれだと思った配色が、人によっては文字が読みづらい——こういった「ズレ」は、実際に他人に使ってもらって反応を観察し、修正していくプロセス(ユーザーテスト)を経て初めて解消されます。
独学では、この「他者からのフィードバックをもとに改善する」という、UI・UXデザイナーに最も必要なプロセスを経験する機会が、どうしても不足しがちです。
「未経験から、社会に役立つサービスをデザインしたい」——その想いをプロの技術に変える場所が、御茶の水美術専門学校(OCHABI) です。
OCHABIでは、すべてのクリエイティブを論理的に組み立てます。UIの配置一つひとつに「なぜここなのか」という根拠を持たせる「デザインアート思考®」を学ぶことで、未経験からでもプロとして説明のつくデザインができるようになります。また、「ロジカルデッサン™」で養う観察力は、ユーザーの細かな反応を見逃さない鋭い視点につながります。
OCHABIの大きな特徴が、実在する企業から出される「リアルな課題」に取り組む授業です。「自社サービスの利用者を増やしたい」「若者向けの新しいアプリを提案してほしい」といった、企業のリアルな悩みが課題になります。自分の提案したデザインをプロに見せ、時には厳しい指摘を受け、それを乗り越えて改善していく——この「実戦」こそが、独学では得られないUI・UXデザイナーとしての客観的な視点と解決力を育てます。
IT・スタートアップ企業が多く集まる千代田区・御茶ノ水。この好立地は企業との連携をスムーズにし、最新のサービスや技術が生まれる「現場」の空気を常に肌で感じられる環境です。
UI・UXデザイナーになるのに、高度なプログラミング技術も、芸術家のような才能も必要ありません。「困っている人を助けたい」「もっと毎日を楽しくしたい」というあなたの「優しさ」や「気づき」こそが、最高の出発点です。
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