【CSA 2nd Presentation 特別審査員】株式会社電通 Creative Director 浜島達也さんを密着取材しました!(表彰式総評編)

こんにちは、指導部 佐々木です。
2ndプレゼンテーションCreative Solution Awardsでお招きした特別審査員株式会社電通 クリエーティブディレクター浜島達也さんのご様子をレポートします。
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【特別審査員賞】
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浜島さんの特別審査員賞に輝いたのは、株式会八芳園からの課題「八芳園を日本の伝統と新しい文化の発信地として若者に周知するにはどうすればよいのか」に取り組んだ、3年Cチームの「WA〜PRODUCE BY八芳園〜」という八芳園が縁日で仮設の夜店を街中に出すという企画です。
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★浜島氏講評
和の魅力をどうやって若者に伝えるかという課題に対し、出張イベントという八芳園がみずから出向くというアイデアの見せ方がとてもユニークで面白い。
そしてこのチームは何よりもチームワークがとても良い点が素晴らしい!

次に各賞についての浜島さんの講評をご紹介します。
様々な貴重なご意見があり学生諸君は熟読して3rdプレゼンのブラッシュアップに活かしてください。

【奨励賞1】
同じく八芳宴からの課題に取り組んだ2年Dチーム 八芳圓で十二単や束帯などの平安時代の衣装を着て、歌読みの宴を行う提案 企画名「恋宴—時をかける出会いー」
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★浜島氏講評 
若者にとって縁遠い八芳園の和の魅力を恋愛イベントで結ぶアイデアが面白い。
企画が瞬時に伝わるプレゼンボードの見せ方に工夫があるともっと良かった。


【奨励賞2】
株式会社資生堂からの課題
『これからのライフスタイルや消費行動をリードするであろう 「アクティブコンシューマー」をターゲットに、「動的」な資生堂を印象付けるマーケティング企画とは』に取り組んだ2年Eチーム、ジェンダーに縛られない化粧品の提案 企画名「Joy. M」
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★浜島氏講評 
同時代性が高い点が非常に良い企画。
デザインの工夫で世界観がもっと伝わるようにすると良かった。


【奨励賞3】株式会社イトーキからの課題
『イトーキが創る次世代の働き方「XORK Style」(ゾークスタイル)の中小企業向けプロモーションとは』に取り組んだ3年Fチームの提案、企画名「ゾクゾクXORK」
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★浜島氏講評 
ゾクゾクゾークというネーミングが良い。
この課題の場合、実際にゾーク空間に来てもらうか、強烈な興味喚起を起こすしかない。
それらを両立したいい企画だと思う。技術的な実現性という点にさらに取り組むと良い経験となる。


【優秀賞1】
公益社団法人日本ユネスコ協会連盟からの課題
『(日本ユネスコ協会連盟の行う)教育支援の必要性を訴えかけるプロモーションとは』に取り組んだ2年Dチーム 企画名「青空戦士ユネクガス」
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★浜島氏講評
重くなりがちな社会問題をユニークに明るく解決しようとしている点が良い。
強いて言えば誰を何から救うのかが伝わりきらない点が改善ポイント。


【優秀賞2】
株式会社ジェイアール東日本企画からの課題 
『あなたは自社商品の広告展開を検討しています。電車内や駅ナカの広告媒体と鉄道利用者のスマートフォンを活用して、自社商品に対する興味関心や好意を獲得することを目的とした企画案を検討してください』に取り組んだ3年Eチーム、インタラクティブな広告とプロモーションの提案 企画名「IFIT(アイフィット)」 
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★浜島氏講評
凄く魅力的で誰しもが楽しめそうな企画だと思った。
テクノロジーの魅力に満足することなくさらにアートに磨きをかけていってほしい。


【最優秀賞】
株式会社資生堂からの課題
『これからのライフスタイルや消費行動をリードするであろう 「アクティブコンシューマー」をターゲットに、「動的」な資生堂を印象付けるマーケティング企画とは』に取り組んだ3年Aチーム、カラーを切り口にした化粧品の提案
3年Aチーム 企画名「+iro」
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★浜島氏講評
アクティブコンシューマー=オタク=推しカラーというアプローチがユニークで説得力がある。
何よりもプレゼンテーターの情熱が伝わり引き込まれてしまう記憶に残るプレゼンだったのが素晴らしい


【浜島氏総評】
総じて御茶美生の基本的な能力は高いと感じました。
我々クリエーターは企業からの課題に全力で取り組んで答えを出すのが本文ですが、
世の課題を自ら考えて取り組むプロがもっと増えると良いんじゃないかと思います。
皆さん社会に出てさらに頑張って下さい。
浜島さん、貴重な講評の数々どうもありがとうございました。
学生に成り代わり、改めて心より御礼を申し上げます。
お疲れさまでした。


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