【CSA -2024 3rd Presentation- 特別審査員】川﨑朱美子さんに密着取材しました(総評編)
講師の亀山です。
Creative Solution Awards -2018 3rd Presentation-のメインビジュアルは学生が授業の一環として制作・提案したものの中からデザイン・アート科2年生 小髙美夕さんのデザインが選ばれました。
今回は小髙さんに制作の背景についてインタビューしました。
講師・亀山(以下、亀山):このたびは採用おめでとうございます。ご自身のアイデアが採用されたと聞いた時、どんなお気持ちでしたか?
小髙美夕(以下、小髙):ありがとうございます。採用を聞いたときは、ただただ嬉しい気持ちと楽しみな気持ちでいっぱいでした。
亀山:納豆というモチーフも斬新でしたが、どのようにアイデアを出したのですか?
小髙:まずはCSAのビジュアルということを一旦置いといて自分の好きなものを書き出してみました。その日の朝食べた納豆、近所の公園の噴水、回らないお寿司、お気に入りの傘…そこから納豆の粘りがCSAに向けてたくさんアイデアを練る生徒に似ていると思い、今回のアイデアに決めました。
亀山:なるほど、そこに掛かってきているわけですね。では、制作する上でこだわった点や苦労した点もあれば教えていただけますか?
小髙:配色は、自分の『好きな色』と見る側の情報が『見やすい色』の違いからどちらも兼ねたものを厳選してバランスを考えるのがとても苦労しました。配色だけで何度もやり直しをしたので、こだわった点でもあります。
亀山:小髙さん自身、すごく粘り強くがんばってくれましたよね。アイデアやデザインを考えるときのために、普段から心がけていることはありますか?
小髙:ダサい見た目じゃダサいデザインしか生まれないと思っているし、自分のテンションを上げるためにも身なりには気を使っています。また、アイデアは二つ前の質問でもお答えしたように好きなもの・ことを基盤にして出していくので、『好き』を増やす努力をしています。
亀山:確かに「好き」は大きな起爆材になりますよね。
では、続いてOCHABIの授業についての質問ですが、OCHABIはチームで取り組む課題も多いですよね。個人制作とチームワークの違いって感じますか?
小髙:個人制作では苦手なことも全て自分一人で進めなきゃいけないので、自分のスキルアップを図る場、チームワークではスキルアップした個性を上手くまとめて活かす場だと捉えています。
亀山:なるほど、明確ですね。逆にチームワークならではの難しさを感じるポイントもやはりそこでしょうか?
小髙:そうですね。チームメイトそれぞれの得意・不得意をどう活かすか、どうまとめて企画に持っていくかが難しいところだと思います。
亀山:これからのOCHABI生活でやってみたいことはありますか? 新しくチャレンジしたいことや、引き続きやりたいことなどを教えてください。
小髙:普段から妥協した作品を『完成!』とは言いたくなくて、自分の作品には絶対的な自信を持っているので、それはこれからも忘れずに授業や制作に臨みたいですね。また、学生のうちになんでも経験してみたいです。ゲテモノ料理を食べる…とか。些細なことでも社会人になったときにいつか何かに活かせると思ってチャレンジしたいです!
亀山:良いですね!全ての経験が糧になっていくと思います。
では、そんな小髙さんに最後の質問です。ずばり、夢は?
小髙:いつ死んでもいいように、毎日を悔いなく新鮮に感じることができる人生を送りたいです。まずは自分の気持ちを伝えることができる仕事がしたいですね。
これまでの採用者のインタビュー記事はこちら
Creative Solution Awards -2018 2nd Presentation-
Creative Solution Awards -2017 4th Presentation-
Creative Solution Awards -2017 3rd Presentation-
Creative Solution Awards -2017 2nd Presentation-
Creative Solution Awards -2016 4th Presentation-
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