特別審査員 ザリガニワークスさんに密着!その2

こんにちは。教務部の吉田です。

ベストユーモアデザイン賞を競い合うOCHABI独自の祭典「HUMOR DESIGN AWARD -2016 1st Presentation-」に
特別審査員としてザリガニワークスさんをお迎えしました。
今回は公開審査会でのコメントを中心にお伝えいたします。(その1はこちら

はじまって早々に具体的に気になった作品を挙げてコメントをいただきました。

デザイン・アート科1年 鹿島翔平「MONTA」
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ザリガニワークスさんコメント
モンタージュのMONTA(モンタ)であり、名刺入れの横に自分で似顔絵を描くスペースがある製品。
名刺をもらってもなかなか相手の顔を覚えられない社会人の悩みをよく分かっているなと感じました。


デザイン・アート科2年 平山佳歩「AOLA」
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ザリガニワークスさんコメント
悩み事を入力していくと、その悩み事が形になってアクセサリーのデザインがいつのまにか出来上がるというもの。
しかもそれをその悩み事のタイトルと一緒に売ってしまおうという企画に、すごく着眼点がいいなと思い気になりました。


デザイン・アート科3年 打越美稀「Fooding Fan」
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ザリガニワークスさんコメント
どんぶりの形をしている扇子の提案。扇子だと2D的に絵柄をどうするかとなりがちですが、扇子の上の方のカットの形まで大胆にアレンジ。丼物がワッと目の前に来たような幸福感というものをうまく表現しているなと思いました。


お二人ともいろいろ気になった企画・商品がおありのようでした。
「学生それぞれが『これだ!』と思う面白いユーモアを提案していたので、つまらないアイディアがひとつもなかったです。ですがそのアイディアをデザインでもってちゃんと伝えられてるかどうか?企画の面白さを的確に捉えられているかどうか?が審査のポイントになりました。」
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次回はいよいよザリガニワークスさんが特別審査員賞に選んだ企画・商品、そして総評コメントをお伝えします。