【CSA -2024 3rd Presentation- 特別審査員】稲田 明恵さんに密着取材しました(総評編)
デザイン・アート科3年 平岡です。 OCHABIへの入学を考えている方の中には、 人前で話すことが苦手で不安に思っている方がいるのではないでしょうか。 私も入学当初、とても不安でした。 もともと人前に出ると緊張してしまい、声が震え、泣いてしまうこともありました。 一番怖かったのが一年生の後期にある舞台プレゼンでした。 舞台プレゼンでは、広いホールの中でステージに立ち、企画のプレゼンテーションを行います。 本番前の予行練習では、先生方の前でプレゼンテーションを行うのですが 緊張で表情が硬いと先生に指摘されたことでそれまで抑えていた涙が一気に溢れてしまい、 話せる状態ではなくなってしまいました。 そこから不安になってしまい、自分は本当にステージに立てるだろうかと考えてしまいました。 そんな時に舞台指導の先生から『役を演じること』を提案されました。 正直はじめは、『普通のプレゼンでもあんなに緊張してしまうのに役作りなんて・・・』と不安に思っていました。 ギリギリまで役を考えて、会場を笑わせるような面白い掛け合いをすることにしました。 そして本番、練習と違い会場にはたくさんの人がいて、緊張しながらもステージに立ち、 私は自信家なアプリ開発者になりきり、助手に厳しく当たる演技をしました。 すると会場から笑う声が聞こえて緊張が少し和らぎ、演技にも熱が入ってきました。 本番を終えてクライアントの方からはとても面白かったと褒めていただき、練習で号泣していたことが嘘のようでした。 『役を演じること』は、その後のプレゼンでもそのことを意識するようになり、 その度に多くの人にプレゼンを褒めてもらえるようになりました。 しかし、ステージプレゼンのように極端なキャラクターを演じるのではなく、 『自身のある自分』や『プレゼンが得意な自分』のような こんな風にプレゼンがしたいという想像をしてその役になりきってみるだけでも変わると思います。 もし、あなたが人前で話すことに苦手意識があるならば、 具体的にどんなプレゼンをしたいか想像して意識することから始めることをお勧めします。
→産学、官学連携授業
→持続可能な開発のための教育(ESD)
→プロジェクトベースドラーニング(PBL)
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