【HDA 2025 1st Presentation 特別審査員レポート】面白法人カヤック・阿部晶人さんに密着!(総評編)

こんにちは。1年生担任の森です。

2025年5月30日から3日間にわたって開催した、本校学生による展示会【HUMOR DESIGN AWARDS 2025 1st Presentation(以下、HDA)】。

 

特別審査員としてお招きした 株式会社カヤック 面白プロデュース事業部 兼 クリエイティブディレクター 阿部晶人(あべあきひと)氏のコメントや審査中の様子をお届けします。

 

今回は密着編、特別審査員賞編に続き、約5時間に及んだ公開審査会の締め括りとなる「総評編」です!

▼【HUMOR DESIGN AWARDS 2025 1st Presentation】とは?https://senmon.ochabi.ac.jp/2025/04/55586/

 

▼阿部晶人(あべあきひと)氏のプロフィール

https://senmon.ochabi.ac.jp/2025/04/56079/

 

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【総評(一部抜粋)】

 

みなさんお疲れさまでした。

僕もめちゃくちゃ疲れましたけど、みなさんは今日のために何カ月も前から準備してきて、僕よりずっとずっと疲れていると思います。

今回めでたく受賞した人、おめでとうございます。

 

ですが受賞できなかった方も、もちろん悔しい思いはあるでしょうが、あんまりこの評価に左右されずに、自分のやりたいことをやってほしいなと思います。

 

僕が「うんこミュージアム」を考えた時も、周りの人はみんなバカにしました。

「そんなうまくいくわけない」と言われました。

けれども、わりと今うまくいってます。(笑)

 

HDAって、マーケティングの観点に加えて「ユーモア」や審査基準が含まれている、すごく面白いアワードなんですよね。

マーケティングはもちろん大事なんですけど、それを考えすぎると「何となく80点ぐらいの、無難なもの」も生まれてきちゃったりする。

なので大事なことは、「私はこれがいいと思う!」って気持ちを持つことだと思います。

 

表彰式でも何人か、「これが面白いと思った」とか「制作中もすごい楽しいと思えた」とか、「制作に没頭して朝5時までやった」とか言っていましたが、それができたのはやっぱり、自分のアイディアに対する情熱があるからだと思います。

その気持ちを忘れないでいてほしいです。

最後に、カヤックの面白プロデュース事業部では、今年新しくスローガンを作りました。

そのスローガンは、「正解より痛快」。

「痛快」というのは、ここで言う「ユーモア」と近いのかなと思っています。

 

正しさだけじゃなく「痛快さ」、つまり「ユーモア」も突き詰めていけると、人々をもっと笑顔にできるのかなと思います。

 

戦争も終わらないし、米は高いし…いろいろあるんですけれども、ユーモアがあれば、一つずつ解決していけると僕は思っています。

 

みなさんもこれをきっかけにして、さらにいい作品を作れるように頑張ってください。

今日はお疲れ様でした。

 

 

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ご自身もユニークな挑戦を続けておられる阿部さんからの「客観的な正解だけにとらわれず、クリエイター自身の想いや情熱を大切にせよ」というお言葉、心に刺さりました。

 

阿部さん、長丁場に最後までご参加いただき、ありがとうございました!

 

今回のレポートは以上です。

次回は【CREATIVE SOLUTION AWARDS 2025 2nd Presentation】でお会いしましょう!

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