【学生記事】紙の基礎知識① ~規格・流れ目について~

こんにちは、デザイン・アート科3年の佐藤です。

OCHABIにはステーショナリーデザインやDTPという選択授業があり、そこでは紙についての知識を学ぶことができます。

今回はその紙の基礎知識の中から「規格」「流れ目」について解説いたします!


「規格」
紙の大きさのことを規格といいます。
いくつかありますが、よく目にするのは四六判(788×1091mm)と菊判(636×939mm)です。

私たちがよく使うA4サイズと比較するとこのような感じになります。



四六判は明治時代にイギリスから用紙が輸入され、クラウン判が元になっているそうです。出版物に使用される4寸×6寸が取りやすかったためその名前が付いたといわれています。

一方菊判は新聞紙に使用する目的でアメリカから輸入されました。その輸入紙にダリアの花が使用されており、それが菊に似ていたことや、新聞に「聞」という字が入っていることなどからこの名前が付けられたといわれています。


「流れ目」
紙には繊維の流れている方向があります。

図のように縦に流れているものを「縦目(T目・タテ目)」といい、横に流れているものを「横目(Y目・ヨコ目)」といいます。



この流れ目は、折ったり切ったりするときに影響してくるので、紙を使用する際には注意が必要です。



次回は「連量」について解説いたします!

最後までご覧くださりありがとうございました!

 
 

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