こんにちは、デザイン・アート科3年の小島です。
OCHABIには一般的なプリンターの他に特色の白インキを印刷できるプリンターがあります。
以前はこの白インキを使用してデザインしたものをご紹介しました。
今回は特色印刷の用紙による見え方の違いを2種類の紙でご紹介します。
お茶漬けが食べたかったので鮭茶漬けデザインのメッセージカードを制作することにしました。
完成イメージはこんな感じです。
ピンクの部分は紙の色、ご飯の部分は特色の白、その他は普通のCMYKカラーで表現します。
使用した紙はこちらの2種類です。
今回はOCHABIから徒歩1分ほどの場所にある「Tools お茶の水店」で紙を購入しました。
他にも15分ほど歩くと竹尾 見本帖本店」という紙専門店もあります。
本刷りの前にコピー用紙で試し刷りをしました。
一見すると白いインキは見えませんが、よく見るとご飯の部分だけ色が違っています。
完成したものがこちらです。
並べてみると左は白だけでなく全体的に色が沈んでしまっています。
右も白が少し目立たなくなってしまっていましたが鮭茶漬けっぽくできました。
このように同じ白印刷でも紙の色や濃さや風合いにより雰囲気やイメージが大きく異なってきます。
今回使用した繊維が出るような紙は特に色が沈みやすいため、はっきりした発色が良い場合はコート紙やマットコート紙の使用をおすすめします。
紙と印刷の組み合わせにはたくさんのレパートリーがあるので、みなさんもぜひ一度お試しください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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