こんにちは、指導部の戸田です。
突然ですが葉っぱを描いてください。
出し抜けにお願いしてしまいましたが、このように言われたらOCHABI生ならすかさず葉っぱを描いてくれるはず。
人によっては緑色のペンを手に取って描き始めるはずです。
普通、葉っぱは「緑」。
秋の紅葉も美しいですが、言われてイメージするのは「緑」の葉っぱですよね。
でも、何で葉っぱは緑色をしているのでしょうか。
答えは葉っぱに含まれる「葉緑体」があるから。
中学生の時に習ったはずです(遠い記憶の彼方かもしれませんが)。
その葉緑体(正確には葉緑素)は赤と青の光を吸収するので、残った緑の光が散乱・反射されて葉っぱは緑色に見えることになります。
(色光の三原色は「赤」「青」「緑」です)
ん?光は色を持っていますよ。虹がそうですよね、日本では七色。
波長の並びはスペクトルと言いますが、OCHABIに通うみなさんなら、色相環も続けて思い浮かべるでしょうか。
細かく見れば同じ「緑」でも、青色に近いもの、あるいは黄色に近いものとバリエーションが様々です。
「緑」と言えば小生はモネの『睡蓮シリーズ』を思い出します。
「緑」にこだわり、植物と水と光が織りなす情景を描いた『睡蓮シリーズ』には様々な「緑」が表現されています。
色は一つではないのですね。
あらためて眺めてみると、圧巻です。
次回は、木々の光獲得について考えてみたいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
→持続可能な開発のための教育(ESD)
→プロジェクトベースドラーニング(PBL)
→交通と立地(在学生インタビュー)