【海と日本プロジェクト in東京】海洋グラフィックコンテスト参加者インタビュー#7

デザイン・アート科2年生 森田惇也 さん

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①デザインの解説をしてください

美しいトンボロ現象が見れなくなるかもしれない、という危機的状況にあるという現状を知ってもらうというコンセプトのもと、インフォグラフィックスを制作しました。
具体的にデザインする上で工夫したポイントを2つご紹介します。

1つ目は、メインビジュアルにトンボロ現象のイラストを使ったことです。
理由は、パット見た時にとてもインパクトがあり、さらに、このインフォグラフィックそ見る人にまずはトンボロ現象について知ってほしいという思いからこのようなデザインにしました。
2つ目は、色使いです。空の色を鮮やかな青に、海の色を暗く、落ち着いた青にすることで、海洋ゴミや地球温暖化などの問題に対して、危機感を持って見てもらうためにこのような色を使いました。

②難しかったところは何ですか

情報のレイアウトに一番苦労しました。 地球温暖化問題と海洋ゴミ問題という海の問題の2大テーマを両方扱うインフォグラフィックだったので、2つのテーマを対比させながら、見せることが大変でした。

③小学生と一緒に取り組んだ感想を教えてください

パートナーの小学生と面談する機会があるのですが、その時に、デザイン的な専門用語や難しい言葉を使わずに自分の作ったデザインを説明することや、パートナーの子の変に気を使わない率直な意見が、普通の人から自分のデザインがどのように見えているのかを客観的に見ることができ、とてもいい学びになりました。

 

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日本財団、総合海洋政策本部、国土交通省の旗振りのもと、都道府県各地で展開されている「海と日本プロジェクト」。東京では、海と日本プロジェクトin東京実行委員会(株式会社テレビ東京ダイレクト)が主催の海洋インフォグラフィックコンテストを実施。

海洋インフォグラフィックコンテストは、小学生のみなさんに海洋研究をしてもらい、その研究結果を元にデザイナーと2人1組になってインフォグラフィック作品を作る大会です。
御茶の水美術専門学校有志20名が、学生たちの調査をインフォグラフィックに仕上げるデザイナーとして参加しました。

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みんなのあおいろスペシャル!海洋インフォグラフィックコンテスト篇

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