【海と日本プロジェクト in東京】海洋グラフィックコンテスト参加者インタビュー#4

高度デザイン・アート科2年生 山下 舞 さん

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①デザインの解説をしてください

私が作成したインフォグラフィックは「沼津港の未利用魚」についてです。 未利用魚という言葉はまだあまり馴染みなく、知らない方が多くいます。沼津港に来た方に沼津港を楽しんでもらいながら未利用魚について知ってもらいたいという意図で作成しました。 中央には沼津港近くの港八十三番地の街とともに未利用魚がどのように利用されているのかを紹介しています。その下には実際に未利用魚されていて沼津港で利用されるようになった魚たち、1番下には未利用魚になる理由や未利用魚がどれほどの量あるのかをまとめています。 楽しい気持ちで未利用魚について知ってもらいたいと思い、色はカラフルに、プラスな内容を目立つように配置、たくさんの方に伝わるように文字はなるべく少なく、イラストで伝えるように心がけました。

②難しかったところは何ですか

小学生へのヒアリングです。 相手のやりたいことをどのように聞き出すのか、どうしたら私の思っていることがきちんと伝わるかという言葉選びに悩みました。 また、対面でのヒアリングではなく画面越しのヒアリングで時間もすごくタイトだったので身振り手振りやイラストを使って説明することが出来なかったことも難しいと感じました。

③小学生と一緒に取り組んだ感想を教えてください

小学生のやる気と熱意に後押しされました。
何度も何度も練り直していくうちに心が折れそうになりましたが、デザイン確認でのやり取りも文面だけでもとても熱意が伝わり、期待に応えなくては!という思いで制作出来ました。
学校でのグループワークでは、デザインについてわかっている人と共同で作業をするのでスムーズに行くところも、学校外の方と直接やり取りをしてデザインを仕上げることもとても勉強になりました。

 

 

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日本財団、総合海洋政策本部、国土交通省の旗振りのもと、都道府県各地で展開されている「海と日本プロジェクト」。東京では、海と日本プロジェクトin東京実行委員会(株式会社テレビ東京ダイレクト)が主催の海洋インフォグラフィックコンテストを実施。

海洋インフォグラフィックコンテストは、小学生のみなさんに海洋研究をしてもらい、その研究結果を元にデザイナーと2人1組になってインフォグラフィック作品を作る大会です。
御茶の水美術専門学校有志20名が、学生たちの調査をインフォグラフィックに仕上げるデザイナーとして参加しました。

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みんなのあおいろスペシャル!海洋インフォグラフィックコンテスト篇

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