【卒業生インタビュー】清水まりあ(萌木の村株式会社/デザイナー)

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清水まりあ(萌木の村株式会社/デザイナー/2020年卒業)※2020年12月現在

企画をよくする本音の意見交換こそが、最高の仲間を見つける近道だとわかった。

① 高校時代の私

音楽活動にのめり込んだ高校時代、卒業後に何を学ぶべきか不安だった。

 高校時代の私は、情報ビジネス系列という学科で、社会に出た時に事務で必要になるアプリケーションや経理について学んでいました。在学中にはWord検定やExcel検定、高校生向け簿記の2級などを取得し、卒業後の進路について準備していた感じです。一方で音楽が趣味の私は、軽音楽部でドラムを担当し、複数のバンドを掛け持ちしていました。2年生の時には高校生バンドが集まるライブに出て、観客による人気投票で1位を獲得したことが思い出です。3年生になるとバンドメンバーたちが大学受験の準備を始め、自分も何かやらなきゃなあ、と推薦学校一覧を見ていたところ、一つだけ載っていた美術学校がOCHABIでした。小さい頃から絵を描くのが得意で、高校時代には地元の音楽フェスでTシャツのデザインをしたりしていたので、美術を学ぶことには関心があったのですが、かといって美術大学に4年間も通うのは長すぎると感じていた私にとって、3年制のOCHABIはぴったりでした。また美術といっても絵だけでなく、産官学連携授業の他、写真やデザインなど好きなことを色々学べることが魅力で、OCHABIへの推薦入学を決めました。

② OCHABIで学んだこと

心から尊敬できる友人と競い合い、互いを認め合うことができた。

 OCHABIに入って一番の思い出は、心から尊敬できる一番の友人ができたことです。1年生で親しくなった人物なのですが、日々の授業を真面目に受けることや、目標に向かって努力すること、人の陰口を言わないことなど、人として当たり前に思えることを改めて学んだような気がします。というのもOCHABIでみんなが苦労するのが、産官学連携授業におけるチームワークなのですが、始めのうちはみんな本音でコミュニケーションすることが、どうしても苦手です。そのため言いたかったことが言えず、陰で悪口のようになってしまい、チームやクラスに悪い雰囲気を生んでしまいます。課題に対する大切な気づきがあったとして、みんなの前で発言すればプラスなのに、その勇気や責任感が持てないだけで、チームの大きな障害となってしまうのです。OCHABIは美術学校ですが、社会にとって最も大切なこと、本当のコミュニケーションのあり方について学べる場所だったと思います。日々の授業を素直に学んだ結果、卒業制作では一番の友人が最優秀賞を取るのと共に、私も優秀賞を取ることができ、やっぱり最高の友人同士だったなあ、とお互い認め合うことができました。

③ 現在の私

自分にはデザインしかないから、会社に行きたくないとは一度も思ったことがない。

 現在の私は、山梨県の清里にある、萌木の村株式会社というところでデザイナーとして働いています。萌木の村というのは、レストランやホテルの運営、バレエや音楽ライブといった文化の発信をする複合型観光施設の企画プロデュース企業で、私はそこで多くの部署からの依頼を一手に引き受けています。例えばオルゴール博物館からは「宣伝用のチラシ」、お土産屋さんからは「クリスマス用のケーキ箱」などの制作を頼まれたりします。また、レストランの「限定メニュー」は入社当時から制作し続けています。デザイン面ではOCHABIで学んだ色の使い方や、情報の優先順位の付け方、イラストを描く時のデッサン経験など、具体的な技術がすぐに役立ちました。また当時から社会に出た時のことを想定し、スケジュール管理を徹底して身につけたので、納期に関しては自分で厳しく守ることができています。まだ仕事を覚えることに必死ですし、目や肩や頭が疲れっぱなしの毎日ですが、会社に行きたくないとは一度も思ったことがありません。このまま社会経験を積み、いつか一人で仕事が受けられるデザイナーになりたいと思っています。

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