【CSA -2024 3rd Presentation- 特別審査員】川﨑朱美子さんに密着取材しました(総評編)
こんにちは、指導部です。
Creative Solution Awards – 4th Presentation-のメインビジュアルに、学生が授業の一環として制作・提案したものの中からデザイン・アート科2年生 宝井歌音さんのデザインが選ばれました。
今回は宝井さんに制作の背景についてインタビューしました。
ーこのたびは採用おめでとうございます。ご自身のアイデアが採用されたと聞いた時、どんなお気持ちでしたか?
宝井 歌音(以下、宝井):「採用されたと聞いた時は驚きましたが、それよりも嬉しい気持ちの方が大きかったです。」
ー4thプレゼンテーションが行われる時期である冬らしさが良く出ていますし、「創造はいつだって自由だ。」というキャッチコピーがとても印象的ですよね。
今回、DMのアイデアはどのようなところから生まれたのですか?
宝井:冬らしさという部分から連想していき、一番冬らしいものは何だろう?と考えた時にやはり雪は入れたいと思いました。その雪に、学生達による良い意味で普通じゃないアイデアだったり、型にはまらないプレゼンというものを組み込みたくて、雪原にスカイダイビングの格好をした人達が飛び込んでいるという変わった組み合わせが生まれました。
ーなるほど。では、制作する上でこだわった点や苦労した点もあれば教えていただけますか?
宝井:やはり初めての経験ばかりで、修正点の意図を汲み取ることや、入れなければならないものをどこにどう入れるかなどには苦労しましたが、飛び込んだ時の雪の質感や全体的なトンマナは指導していただきながらこだわり抜けたかなと思っています。
ー最後までとても粘り強くがんばってくれましたよね。
アイデアやデザインを考えるときのために、普段から心がけていることはありますか?
宝井:外を歩いてる時や通学中の電車などでイラストや広告、映像などをよく見るようにしています。面白いアイデアや洗練されたフォントなど周りを見るだけで参考になるもので溢れているので、意識して観察するようにしています。
ーそれはとても良いですね。では、続いてOCHABIの授業についての質問ですが、OCHABIはチームで取り組む課題も多いですよね。個人制作とチームワークの違いって感じますか?それぞれにきっと良い点や難しい点がありますよね。
宝井:個人制作では自分の好きなアイデアを自由に広げて自由に制作していけますが、チームワークはチームになるのでコミュニケーションがとても重要になる点が1番の違いと考えています。今までも初めて喋る人と同じチームになった経験はたくさんありましたが、こんなに面白いアイデアが閃く人なんだ!とかこんなに見やすいデータを作れる人なんだ!など、新しい発見がたくさんあって結果的に面白いプレゼンテーションになるのでチームワークもとても楽しいと感じます。
ーなるほど。そうした学びもあるのですね。
宝井さんは今二年生ですが、これからのOCHABI生活でやってみたいことはありますか? 新しくチャレンジしたいことや、引き続きがんばりたいことなどもあれば教えてください。
宝井:チームワークで周りとたくさんの意見交換をしてアイデアを吸収し、自分の能力をさらに高めたいです。
ーそれはとても良いですね!全ての経験が糧になっていくと思います。
では、そんな宝井さんに最後の質問です。ずばり、夢は?
宝井:これは全てのものに共通するかと思いますが、見た人が共感出来るような作品を作りあげられるデザイナーになりたいです。
宝井さん、どうもありがとうございました!