Creative Solution Awards – 3rd Presentation- ポストカードデザイン作者 市村 颯志さん インタビュー

講師の亀山です。
Creative Solution Awards – 3rd Presentation-のメインビジュアルに、学生が授業の一環として制作・提案したものの中からデザイン・アート科2年生 市村 颯志さんのデザインが選ばれました。

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今回は市村さんに制作の背景についてインタビューしました。

講師・亀山(以下、亀山):このたびは採用おめでとうございます。ご自身のアイデアが採用されたと聞いた時、どんなお気持ちでしたか?
市村颯志(以下、市村):もちろん嬉しくはありましたが、たくさんあるアイデアの中で自分の作品が採用されて驚いた気持ちが一番大きかったです。

亀山3rdプレゼンテーションが行われる時期である秋らしさが良く出ていますし、「アイデア狩りの季節」というキャッチコピーがとても印象的ですよね。今回、DMのアイデアはどのようなところから生まれたのですか?
市村:季節に合わせて紅葉狩りをテーマにデザインしました。紅葉の葉も視点を変えると人の手の形に見えることから、生徒の展示を様々な視点で見て欲しいという思いを込めています。

亀山:そうなんですね!では、制作する上でこだわった点や苦労した点もあれば教えていただけますか?
市村:大変だったのはデザインを考えていく中、紅葉の形が大麻草に見えるとの意見をいただき、どうすれば紅葉としてしっかり伝わるかたくさんのパターンを考えたことですね。ですがこうして考える作業は好きなのでとても楽しく取り組めました。

亀山:最後までとても粘り強くがんばってくれましたよね。アイデアやデザインを考えるときのために、普段から心がけていることはありますか?
市村:日々の生活の中で身の回りにあるものを、制作者側の視点で見てインプットするよう心がけています。面白いと思ったものはなぜ面白いのか、そこには必ずそう思わせる仕掛けがあるので、それをしっかり見抜けるクリエイターになりたいですね。

亀山:それはとても素晴らしいことですね。
では、続いてOCHABIの授業についての質問です。OCHABIはチームで取り組む課題も多いですが、個人制作とチームワークの違いは感じますか?それぞれにきっと良い点や難しい点がありますよね。
市村:個人制作は自分のペースで作業ができるので気は楽ですけどアイデアは自分一人分しか出てきません。その点チームワークではメンバー同士で考えを共有することで、自分一人じゃ思いつけないアイデアがたくさん見えてきます。そういったところは宝探しのような楽しさがあって大好きです。

亀山:なるほど。確かに人と話す中で考えが整理できたり、アイデアがより広がったりしますよね。
市村:はい。これは実際にチームワークを経験しないと知ることができなかったので、自分にとって大きな成長につながった実感がありますね。 

亀山:市村さんは今二年生ですが、これからのOCHABI生活でやってみたいことはありますか? 新しくチャレンジしたいことや、引き続きがんばりたいことなどもあれば教えてください。
市村:これからもOCHABIのチームワークを通じて自分の能力を高めていきたいです。他にもイラストレーターになるため絵もたくさん描いて充実した学生生活を送りたいです。

亀山:イラストレーターを目指していらっしゃるんですね。
市村:はい。ディレクションを上手にこなせるイラストレーターになって、自分の携わったゲームで遊んでもらった人に喜んでもらえるような作品作りをしたいです!

市村さん、どうもありがとうございました!