【卒業生インタビュー】平渡晴大(営業本部・企画営業課)

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平渡晴大(株式会社三栄建築設計/営業本部・企画営業課/2019年卒業)※2019年02月現在

新しい世界に踏み込むためには、ロジカルな思考が必要なのだと実感した。

① 高校時代の私

自分が何をしたいのか分からなかった高校時代、消去法で進路を選ぼうとしていた。

 私は代々物を作る家系に生まれ、渋谷、表参道、青山といった街で育ちました。父は建築士、祖父は靴職人、曽祖父は宮大工だったと聞いています。私自身も絵とか物を作ることが大好きで、小学6年生の引越しで電車通いになると電車にハマり、初めは鉄道模型、中学生になると鉄道模型用のジオラマを作るようになり、高校時代も美術や陶芸の授業を積極的に選択しながら、趣味でジオラマを続けていました。やがて3年生になると進路に悩みはじめ、自分の興味あることって何だろう? と考えはじめました。初めは大学の経済学部のオープンキャンパスに参加してみたのですが、授業が長い上にものすごく退屈で、次に建築系の大学を受験したのですが計算問題が苦手で落ちてしまい、美術系の大学はキャンパスが遠すぎたり、受験準備が間に合わなかったりで、そんな時にOCHABIのWEBサイトを見て、自分がやりたいことが出来そうだな、と直観しました。進路については色々と迷ったのですが、やはりジオラマなどを作りたい気持ちが勝って、OCHABIに決めました。

② OCHABIで学んだこと

苦手だったコミュニケーションの授業が、社会人になってから 1番役立っている。

 OCHABIに入って1番苦手だったことは、毎週あるコミュニケーションという必修授業でした。マーケティングからプランニングまで、デザインアート思考®に基づいたフレームワークをひとつひとつ身に付けることで、誰でもゼロから企画提案できるようになる、という内容なのですが、専門用語やロジカルな考え方が必要な内容で、とにかく難しいし疲れました。特に1年次は選択授業より優先されているので自分がやりたいことが出来ず、時には学校に通うこと自体を面倒に感じることもありましたが、産学連携授業で資生堂のプロジェクトに取り組んだ時、女性向けの商品ばかりで、男性である私は全く新しい世界に踏み込んだ実感を持つことができました。その時はじめて、新しい世界に踏み込むためにも、マーケティングに基づくロジカルなプランニングが必要なんだと理解でき、それからは授業が面白くなったのを覚えています。社会人として働いてみた今、はっきりと分かるのは、仕事に1番役立っているのが、このコミュニケーションの授業だということです。

③ 現在の私

チームワークが求められる仕事の中でこそ、OCHABIでの学びの大切さを実感する。

 現在の私は、株式会社三栄建築設計の営業本部・企画営業課で働いています。社員が700人ぐらいの東証一部上場の会社で、私は企画営業として、設計、工事、販売から1人ずつ、計4名のチームを組み、用地仕入れという部署が仕入れた土地に何を建てるのか、をプランニングする仕事をしています。もし設計が1人で設計図を描き、独断で進めてしまうと多角的な検証が出来ないので、そこはOCHABIの授業と同じに4人でひとつの机に固まって、土地と周辺環境をリサーチし、どういう人が住むのかペルソナを立て、だったらこういう外装デザインで、こういう間取りで、という風にラフプランを作り、そこから設計図を描いて、広告戦略を立てるといったチームワークを活かした仕事をしています。社員に大卒が多く、3年制のOCHABIを卒業した私にとって周りは年上ばかりですが、ディスカッションやグループワーク、プレゼンテーションに慣れていない人が多く、そこはOCHABIでの学びを活かせたおかげで、責任ある仕事を任せてもらえていると感じています。

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