【卒業生インタビュー】香西明日実(事務職)

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香西明日実(株式会社シンクタス/事務職/2017年卒業)※2019年02月現在

本当に自分らしい選択しは、多くを学んだ先にあることを実感した。

① 高校時代の私

ひたすら部活で追い込まれ、進路について考えだしたのは3年生の夏の大会後だった。

 私は中学1年生から、吹奏楽部のパーカッション一筋で、高校時代もひたすら部活に追い込まれていた3年間でした。土日含めて休みがほとんどなく、大会が近い時には、朝練、昼練、放課後練習とあり、毎日片付けの後でやっと19時くらいに下校できる感じでした。そんな生活が3年生まで続き、最後の夏の県大会で県代表に選出されず、引退が決まった時から、やっと進路について本格的に考え始めました。部活で好きなことができなかった気持ちが溜まりに溜まって、この先は好きなことだけやりたいと決心したことを覚えています。私は小さい頃から絵や物を作ったりするのが好きだったので、進路先はデザインを含め、美術系の方に行きたいな、と思っていました。OCHABIに決めたのは、デッサン未経験で美術大学を夏から目指すのは厳しかったということと、進学できたとしても予備校代含めて学費が倍近くかかること、そして何よりOCHABIの幅広いカリキュラムと、美術系なのに独自のプレゼンテーションの授業があることに興味を惹かれたからです。

② OCHABIで学んだこと

大人でもこんなに喜んでくれるんだ、という実感が、その後の人生の自信になった。

 OCHABIと言えば、やはり産学連携授業です。思い出に残っているのは、株式会社ロッテの「ガムの新しい価値を提案してください」という出題で、私のチームはガムの伸びる、くっつくを利用し、災害時に破片などをくっつけて安全に避難する災害用キットを提案しました。チームでの私の役割は聞き役で、相手の意見を絶対に否定しない、ということを意識しました。コミュニケーションが活性化するほど、企画のクオリティが上がることを、授業で学んできたからです。プレゼンテーションの後、ロッテの担当者から「すごくいいですね」とコメントをいただき、大人でもこんな喜び方するんだ、と驚くとともに、とても感動したことを覚えています。がんばったことをちゃんと評価されたことは、その後の人生にとっても自信になりました。OCHABIを卒業し、社会人になってもプレゼンテーションでは毎回緊張するし慣れるものではありませんが、学生時代から既に心構えが出来ていると共に、がんばったことは人に伝わるという実感が、今も私を後押ししてくれています。

③ 現在の私

OCHABIの自由で開放的なカリキュラムが、人生の可能性と選択肢を広げてくれた。

 現在は、株式会社シンクタスで事務職として働いています。この先は好きなことだけやりたいという高校時代の決心もあって、就職先は美術系にこだわらず、完全週休二日制で残業時間が少なめで自由に過ごす時間がきちんと取れる点を大事にしました。仕事内容としては主に経理で、会社の売り上げをまとめたり、仕事の請求書を発行したり、仕入れとそれに対する振り込みをしたりと日々お金の管理をしています。分かりやすく簡潔に物事を伝えなければならない場面も多いので、OCHABIでのプレゼンテーションや先生とのブリーフィングで培われた力が役に立っています。エクセルを使って色々な数字の突き合わせ作業をし、それがぴったりはまった瞬間は、「おおっ」て感動します。もともと数学は苦手で赤点ばかりでしたが、今では働きながら簿記3級も取得することができました。受験生の頃には、美術系に進学すると就職先が限られてしまう印象がありましたが、OCHABIの自由で開放的なカリキュラムのおかげで進路について自分らしく選択できました。

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