【卒業生インタビュー】金田香澄(デザイナー)

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金田香澄(ヤフー株式会社/デザイナー/2018年卒業)※2019年02月現在

クリエイティブの正解は、自分自身で選択すべきことだと学んだ。

① 高校時代の私

勉強ばかりしていた高校時代、学年1位になっても勉強を仕事に結びつけられなかった。

 高校時代の私は、とても真面目な優等生でした。部活動もせず勉強しかしていなかったので、成績も学年で1位でした。勉強以外にしていたことは、レンタルショップのアルバイトぐらいでしたが、人前だとすぐに緊張で話せなくなってしまうので接客業は向いてないなと思っていました。高3で進路を考える時は、勉強がどう仕事に繋がるかはわからなくて悩みましたが、ただ漠然と幼少期から絵を描くのが好きなのを思い出して、絵は得意な方だし、面白そうだという冒険心で美術系に決めました。母親は特に反対しませんでしたが、先生にはせめて美術系の大学を選択するよう勧められました。しかし、大学は専門学校と比べて学費が高く、予備校へ通う費用も考えると、経済的に難しいのでやめました。ただ、専門学校も専門学校で、コースが細分化していて学べる幅が狭く限界を感じていたのですが、OCHABIの体験授業に参加した時に、学科がひとつで、技術偏重でもなく、ビジネスの過程も学べることを知り、将来への可能性を感じてOCHABIに決めました。

② OCHABIで学んだこと

クリエイティブの正解は、クライアントではなくターゲットが持っていることを知った。

 OCHABIの産官学連携授業は、もともと私が得点式の学習法に疑問をもっていたこともあって新鮮でしたが、その分、大きく悩みました。そもそもプランニング自体が初めてで、高校までは勉強して答えを暗記すればよかったのに、OCHABIでは基準となるような正解が設定されておらず、チームメイトと答えを議論しても意見がまとまらずに、みんながみるみる憔悴していったのを覚えています。その最中、先生に「知らないのは当たり前なんだから、恥ずかしく思わずまずは調べなさい」と言われ、実はマーケティングを怠ったせいでヒントにさえも辿り着けないことを知った時は、アイディアだけではなく、考える過程がいかに大切かを学びました。その後、資生堂株式会社のプロジェクトに取り組んだ時は、実はクライアントも答えを持っていなくて、ターゲットこそが答えを持ってることに気付いたのですが、実はその答え自体も複数あることがわかり、OCHABIでは、顧客のニーズは、自分が欲しい!と思うウォンツを基準に選択しなければならないことを学びました。

③ 現在の私

会社の研修もOCHABIの授業と同じだった。あらゆる場面でOCAHBIの学びが活きている。

 現在は、ヤフー株式会社というインターネット上の広告やイーコマース事業を扱う会社でデザイナーをしています。最近は主に「けんさくとえんじん」というキャラクターのコンテンツ制作をしています。入社してから受けた新卒研修では、グループごとに企画提案をしたのですが、OCHABIで学んだデザインアート思考®などの企画の考え方やブレインストーミングなどのテクニックがよく活きていると感じました。また、ビジュアルがあるとコミュニケーションがはかどることもOCHABIで学んだので、研修でも実際の仕事でも、何かを伝えたい時はマーケティングを意識して競合と比較しながら参考画像を探したり、落書きやラフ程度でもいいので絵を描いてビジュアルにすることを心掛け、自分が考えた過程もできるだけ伝えるようにしています。仕事はダイレクトにユーザーに届くので、必ず反応があって、そこに学生時代とは違うやりがいを感じています。将来は表面的なデザインだけでなく、もっと企画やアイディアの根本から関われるデザイナーになりたいです。


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