【イラストレータープチ講座】クリスマスカードを作ろう vol.3 リースと文字を組み合わせる |シリーズ③ スペシャル企画!

こんにちは。講師の青木です。
この、イラストレータープチ講座シリーズでは、
デザイナー必須のレイアウトアプリ、
「Adobe Illustrator」の便利機能を紹介していきます。
*文中では「Adobe Illustrator CS6」を使用しています。

今回は前回に引き続きクリスマス企画!
【クリスマスカードを作ってみよう】です。

3回目はこれまで作ってきたリースと文字を合体させて完成させます。
画像の様にレイアウトの仕方は何通りもあります。
今回は折角なので文字を円形に配置するやり方もやってみましょう。

文字を円形に配置するには、文字ツールを長押しすると表示される
「パス上文字ツール」を使います。

それではまず文字を沿わす正円を描きましょう。
①楕円形ツールでshiftキーを押しながら正円を描きます。
②vol.2で打った「Merry Christmas & Happy New Year!」を選択してコピーします。
③パス上文字ツールで①で描いた正円の輪郭をクリックします。
④カーソルが点滅したら②でコピーしておいた文字をペーストします。
vol3リースと文字を組み合わせる_2

文字を沿わすことができるのは正円だけでなく、
直線だったり波線だったり
どんな線上にも沿わすことができますよ。

組み合わせを作って
100mm×148mmの長方形(一般的なハガキサイズです)内に配置すれば・・・・
クリスマスカードの完成です!
何通りもの組み合わせを作ってみて、いよいよ1つに絞ります。
しかし今ひとつ決め手に欠けます。
左上のパス上文字ツールを使った左上のレイアウトを 選ぼうと思ったのですが
選んだ書体が[Desdemona]という複雑な形のものなので、
リースと合わせて見た時に目移りしてしまうのかもしれません。

もう一工夫してすっきり見せようと思います。

ということで次回は文字をアウトライン化して加工してみたいと思います。
お楽しみに!

【関連記事】
vol.1】 
ペンツールで素材を描き、作った形をコピーして 
回転や反転ツールで向きや角度を変えて組み合わせせれば 
一見複雑な形も簡単に作れます。 
vol.2】 
デザインに欠かせない文字を選び、好きなラインに沿わせて配置しました。 
文字の配置の仕方が増えると、表現の幅も広がります。 
vol.4】 
文字をアウトライン化して加工することで、自分の思い通りに書体を作れます。