【CSA 3rd Presentation】株式会社WINxVAL 菱沼 寛章さんを特別審査員にお迎えします!
こんにちは! 講師の天満屋です。
まだ寒いのに花粉が飛び始めて、私の鼻は冬と春からダブルパンチをくらって大変そうです。
「ポートフォリオが作れない!」
「自分が何をしたいのかわからない!」に引き続き、
最終回の今回は「やりたい事がありすぎて迷う!」という悩みについて少し考えて行きたいと思います。
これまで読んでくれた方、せっかくなのでぜひ最後までおつきあいください。
「興味の対象がたくさんあって迷っている」
「やりたいことが変わってきたので不安」
「散漫になりそうなのでどれか一つに絞るべきでしょうか」 などなど。
こういった相談は、内面的な悩みを抱えているというよりも、
自分の今後の行動に対して納得の行く優先順位をつける方法を知りたい状態だと思います。
言い換えると、今後のプランを立てたいが立て方がわからん!という状態。
もしこういう気持ちを抱えているなと感じたら、私だったらまずはこんなふうにきいてみます。
「興味があることって、具体的に何と何と何?」
「もともと何がやりたいと思っていて、それが今どう変わったの?」
「それぞれ、そう思うようになったきっかけを教えてもらっていい?」
それに答えてもらいながら、自分が辿って来た気持ちの変化の背景を整理してもらいます。
それによって、自分がいかに経験によって変化して行くのかに意識を向けてもらいます。
過去、これだけ変化して来た自分なのだから、未来も変化し続けるのは当然です。
もしかしたら、現時点の自分ではそれぞれの未来の可能性の間に全く関係性が見いだせなくて
なんだか自分が浮わついているように感じるかもしれません。
「デザインもやりたい!音楽もやりたい!でも実は調理も勉強したい!」というように。
でも、料理に強いデザイナーだっています。
旅行関係の仕事につきながら写真家になった人もいますし、
スポーツ選手でありながら美術のワークショップをしている人もいます。
確かに社会人として、一番最初に生業として選べるジャンルは、たいていの場合は1つです。
一つの仕事でお金をもらえるレベルになるには、集中が必要な時期もあるでしょう。
経済的な理由で優先順位をつける必要がある場合もあります。
でもどの職種においても、「○○に詳しい△△」は、「ただの△△」よりも
新しい価値を持っています。
忘れないで欲しいのは、生業としてそれを最初に選ばなかったからと言って、
そのもの自体を諦める必要は全くないということです。
だって、自分がそれに価値を見いだしているからこそ興味があるんですから、どれも自分にとっては価値あるものじゃないですか。
せっかく自分が人生で見つけた宝物を、強制されたわけでもないのにあきらめる必要なんてどこにもありません。
人生は長いのだから「自分は最終的に、第五形態まで変身するぞ」ぐらいが丁度良いかもしれませんよ。
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進学、就職、転職 などなど。
大きな選択の前には不安になるのも当然です。
「早く決めなきゃ!」「早くうまくならなきゃ!」と焦っているのに
「やらなきゃならないのに、どうも気乗りしないな~」なんて人も多いのでは?
難しいかもしれませんが、そんな時こそ落ち着いて深呼吸です。
自分の力で考える事がまず大切ですが、
考えるという事もなかなか簡単じゃないですよね。
人と会話する中で整理できることもあります。
OCHABIでひっそり悩んでいる人がいたら、よければ私に声をかけてください。