試行を繰り返し、相手に伝えるための形が見えてくると、実制作の段階へと移り、多種多様な表現手段の概要を学ぶ必要が出てきます。
[コミュニケーション・企画の授業]と並行して行われている[スキル・表現の授業]には試作から実制作へ円滑に移行するためのヒントをたくさん学ぶことができます。目的がないスキルアップのためだけの授業では、そのスキルの必要性が見い出せないばかりか、実務への繋げ方もわからないまま、やがては忘れ去られてしまいます。これでは、学ぶモチベーションも上がりません。
課題に取り組み、その課題が抱える問題発見や問題解決の方法を目に見える形でクライアントや消費者に伝えるのであれば、企画のシンボルになるロゴやキャラクター、実現のイメージを表現するイラストレーションなどが必要となります。
実際に手に取ってイメージして、商品化に現実性をもたせるのであれば、アイディアを立体化し、それをパッケージで包装して、店舗空間に配置するシミュレーションする必要が生じてきます。
消費者の動向を知るには、キャッチフレーズやタグライン、映像や写真を必要に応じて構成した WEBサイトを構築する必要も生じてきます。
このように、課題への応え方を考えれば、必要なスキルが表現手段としてわかってきます。ひとつの課題から[コミュニケーション・企画の授業]を通じて、[スキル・表現の授業]で実践的に学ぶことができるのは、OCHABIのZEROWORK授業体系の大きな特徴です。
(*ZEROBOOK2 pp.20-21.より引用)
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