特別審査員 水代優さんの表彰式をレポート

教務部中野です。
先日「Creative Solution Awards -2015 3rd Presentation- 」に特別審査員としてお越し頂いた水代優さんの表彰式での様子をご紹介します。
表彰式は学生の運営により、進めていきます。
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11月15日(日)の正午より始まったノミネートと審査会を経て、各賞が決定致しました。

特別審査員賞として水代さんが選んだのは、Rチームによる株式会社竹尾様への、「捨てられてしまう紙を見本帳に「どれも見本帳」の提案」でした。
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水代さんより、賞状と賞金の授与が行われます。
Rチームは、既存の見本帳はプロ向けで、既に紙をよく知っている人が使うものなのではという気づきから、一般の消費者の日常にファインペーパーの良さを知ってもらうきっかけを、普段は捨てられがちな様々な紙製品を通して展開する提案をしました。試作として、カフェでの展開案で具体的な広め方もみえています。
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プレゼンテーションではチームの全員が取り組んでいる様子が伺え、展示されていたプロダクトもひとめでわかるようによく作られており、わかりやすさへの気遣いが感じられました。
わかりやすいということは、情報の編集能力があるということです。
耳で聴く言葉での説明と、目で見る展示での説明、両方が的確な情報量を的確な順番で提示されていたことが、「わかりやすさ」になっていきます。
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この他にもTチームの「「Choigum」の提案」も着目されていました。
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水代さんは普段街づくりを企画運営されているので、今改善が必要と思った社会を変えていこうとした時、周り(他人)から変えていくのはとても困難であることを知っています。しかし、まず自分から変わっていくことで周りを巻き込み、そこから社会を良くしていくことはできます。
1万人に1人の存在になるのは難しくとも、100人に1人の存在であることはできそうですね。それが2種類以上のことで100人に1人の存在になれたとしたら、発揮できる力は倍増します。例えばプロカメラマン並の腕前と料理人並の腕前を兼ね備えたデザイナー。知識も技術も複合的で立体的になると、出来ることも増えてきます。
考えてばかりではなく、まず行動してみることが重要なのです。
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水代優さん、ありがとうございました!