授業内容②(自己PR)人の話がいかに印象に残らないか(第3回/全10回)

最終学年の3年生を対象にした『キャリアデザイン』の授業の第2回目(4/24)。

講師の中川です。
会社説明会への参加やエントリーシートの提出など就活が本格的に始まってきました。
第2回目の授業は「自己PRを皆の前で発表しよう!」。
ですが、学生には内緒の裏テーマは「人の話がいかにつまらないか」。

授業の前半で「自己PR」や「学生時代に頑張ってきたこと」を考え、後半では皆の前で各自2分間の発表をするのですが、まあつまらない(笑)。

でもそれは当然。教科書通りの自己PRや学生時代に頑張ってきたことを無理矢理、紙に落とし込んでも面白い訳がないし、印象に残る訳がない。

学生皆に聞いても30人分の発表が終わった時、顔と話した内容がが一致するような印象の残った発表をした人は極々わずかでした。

ここで大事なのは、

教科書通りの話はつまらないこと。

言葉が詰まっても、自分の言葉で話せる人の印象がいいこと。

そして、

それを何十人分も聞かさせる採用担当者は大変だと身をもって体感すること。これだけで自分からの一方的なPRではなく、相手のことを考えられるPRに変わるのです。

関連記事:授業内容①(自己分析)何もない自分に気付くこと(第2回/全10回)