アプリケーションが使える=デザインができる?? 1/2

こんにちは! 講師の天満屋です。
OCHABIでは年間を通してときどき「集中実習」という期間を設けています。
これは四日間の短期集中型の授業を通して、レベルアップをはかるための期間です。

先日から記事に上がっている青木先生の授業もそのひとつ。
今回私が担当したのは「DTP」という授業です。
DTPとはDesktop Publishingの略なのですが、この言葉の意味を知っていますか?

今となってはパソコンで作るのが当たり前なんですが、
それ以前には、印刷物や出版物の作成には特別な装置が必要だったんです。
そしてこれらは非常に高価で扱いも難しいものでした。

そこへ劇的な変化をもたらしたのは、素人でも簡単に操作できるハイスペックなパソコンと、
個人でも手の届く価格のグラフィック系ソフトの登場です。
これらの登場によって印刷物の作成は急速に個人レベルへと拡がっていきました。

印刷・出版物はもはや特別な装置で作るものではなく、机の上で作ることができるようになったんだぞ!
これを言葉に表して、Desktop(机の上の)Publishing(出版)というわけなのです。

私は「机の上出版」という言葉に個人的には大変な魅力を感じるのですが、
すっかりDTPが標準化して久しいので、DTPという概念・言葉自体が死語になって来ているのを日々感じます。

この時代、きっとどこの美術系の学校でもグラフィックソフトウェアの習得は必須となっているはず。
しかも最近のアプリケーションは扱いが簡単になる一方。
いったいプロとアマチュアの境目はどこにあるのでしょう。

そんな時代に、プロのクリエイターを目指す学生は
どんな気持ちでアプリケーションに関われば良いんでしょうか。
次回はそれについて私の考えを書こうと思います。