気をつけたいメールのマナー(3)本文編

こんにちは。
講師の井口です。

今日も「キャリアデザイン」の中で学んでいるEmailの
書き方について、引き続き紹介をしたいと思います。 
第3回目です。

前回の概略> 
 Emailを書く際に、注意すべきポイントとしては主に
 次の4つがあります。

1)宛先、2)件名、3)本文、そして4)言葉遣い

前回は上記の内、2)件名について注意して欲しい点を
話しました。
 

<今日の内容:本文について>
■本文について
 
1)宛先、2)件名が書けたら、次は3)本文です。
 
本文にはこちらが受け手に伝えたい要件を書きます。
 
では、本文を書く際にどのような点に気をつければ
良いでしょうか?

今日はこの点について、文の構成の仕方から見て行きたい
と思います。

<本文を書く際のポイント>
 1.冒頭に宛先を記入する
 2.挨拶をする
 3.結論から書く
 4.適当に改行する
 5.署名を入れる

 1.冒頭の宛先を書く
 本文を始める際に、宛先を入れましょう。
 送られてきたメールを見ると、いきなり要件から書かれて
 いるようなケースもありますが、これはマナー違反です。
 
 特に複数の相手がTo欄に入っている場合は、主にどちらに
 対してメールを送ったのか、リアクションを求めるのかが
 曖昧になってしまいます。

 例) 株式会社御茶美
    広報宣伝部 
    御茶美 花小 様

 2.挨拶をする
 人と会った時にはまず挨拶から始まりますよね?
 メールも同じで、挨拶をいれるようにしましょう。

 例) こんにちは。
    御茶の水美術専門学校 デザイン・アート科3年の
    山田花子です。

    はじめまして。
    御茶の水美術専門学校 高度イラストレーション科4年の
    山田太郎と申します。

 3.結論から書く
 一日にメールを沢山受け取る人のことを考えると、要件の結論を
 まず書くほうが良いです。

 例) 本日は貴社へご訪問をお願いいたしたくご連絡差し上げました。
    
    次週OCHABI商事へ履歴書とポートフォリオを郵送するので、
    書類に不備が無いかご確認をお願いしたくメールしました。

 
 4.適当に改行する
 一文の長さは全角40文字程度で改行をしましょう。
 スマホなどでメールを書くと、つい改行を忘れてしまうことがあります。
 しかし、メールの受け手がパソコンで見た場合、改行されておらず
 非常に読みづらく感じます。

 文書の内容が変わるときは、一行開けるなどの工夫もあると良いですね。

 
 5.署名を入れる
 メーラーの設定で、予め所属、学科、学年、氏名、メールアドレス等の
 署名を用意しておきましょう。

 例)==================================
   御茶の水美術専門学校
   デザイン・アート科 2年
   グラフィックデザインゼミ専攻
   
      鈴木次郎(Jiro Suzuki)
   Email: jirosuzuki@senmon.ochabi.ac.jp   
      ==================================

 以上本文を書く際のポイントを5点ほど見てきました。
 
 次回はメールマナー最後、言葉遣いについてです。

 それでは。