山のような様々な画集に目を通す学生達

講師の佐々木です。
今日はペインティング第二課題「自画像」初日、これから彼らはキャンバスに自画像を描く。
アクリル、油彩、テンペラ、またはその混合技法など学生が求める様々な表現に対応した幅広い指導を行う。学生はルネサンスのラファエロのヴァチカン宮殿の壁画「アテネの学童」に作者であるラファエロ自身の顔を描き込むことがなぜ許された(歓迎された)のか?という切り口から中世から近代社会へ移行する人々の自我の目覚めの歴史を様々なアーチストの自画像をたどって確認した。そして近代の画家(例えばゴッホ)達は何故多くの自画像を描いたのか?そして現代社会で今まさに生きている君たちにとって“自画像を描く”ということはどういう意味があるのかを考えた。来週から本格的な制作が始まる! 乞うご期待!!