集中実習 水彩

こんにちは、講師の小原です。
少し前に、集中実習において透明水彩を使用した水彩の授業を行いました。
OCHABIの透明水彩は、特注品として講師である小原自らチョイスしたオリジナル12色セットをメーカーで作ってもらっております。
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どう混ぜても綺麗な色にしかならないように考慮しました。
黒においても、単色の黒は入っておりません。
インディゴとセピアを1:1.5で混色して作成します。
それらの調合割合いなども授業を通して伝授いたします。
画像のカラスは、まさにただの黒ではなく、インディゴとセピアをベースに、
さらに色味を持たせた彩色で完成されております。
水と絵の具の濃度調整により、同じ色でもグラデーションを作ることが可能です。それによりデッサンで描いた立体感を損なうことなく彩色できます。
そんな一連の技術を集中実習では指導いたしました。