特別審査員 柳本浩市さんに密着!

教務部中野です。
7月18日(金)~20日(日)に行われたオチャビプレゼンテーションアワードに特別審査員としてお招きした
柳本浩市先生の審査と講評会の様子を少しだけご紹介します!

まずは1階にある20チームの企画提案をご覧になっています。こちらは授業内で10種のプロジェクトと想定クライアントに対して、各2チームが提案をしているものです。
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4階にはアザーエントリーという個人出展の作品が並んでいます。こちらは授業外で制作したものになります。
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5階は1年生16チームが、株式会社マルエツ様をクライアント役に提案をしています。授業では実際に店舗へ赴き、リサーチもさせて頂きました。
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もう一度1階に戻り、20チームそれぞれ、短いプレゼンテーションを聴きながらまわります。
後程おっしゃっていましたが、1回目にただ展示しているものを見ただけの時はわからなかったことが、2回目に説明を受けて「そうだったのか」とわかったことがあったそうです。
見せ方に問題があるのか、話を聴くことで広がりがでたのか。学生の皆さんはどちらも検討の余地ありですね。
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表彰式では、奨励賞5本、優秀賞3本、特別審査員賞1本、最優秀賞1本全てにコメントを頂きました。
「若者のための子育てガイド」の提案をしたHチームは、多くのチームが与件未満、または与件の範囲内におさまろうとする中、Hチームは唯一与件から飛び出したチームと言えます。
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特別審査員賞に選ばれたのは、アザーエントリー(個人出展)の写真作品。
先生自ら賞状授与を行います。
色彩感覚、荒くプリントされた表現が現代的で、メディウムの使い方がよい。表現の強さを感じました。
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最後に総評を頂きました。
全体的に皆さん最終締切(今回の場合はオチャビプレゼンテーションアワード)に向かって制作をしていて、時間が来たら終わりにするため、企画の内容がほぼ主観(その人だけの意見)のみで終わっています。しかし、一度仕上げたのち、客観的(特定のものにとらわれないこと)な視点から見直して、手直しをすることがとても重要です。つまり、プロトタイプ(試作品)を作り、それをもとに検証して作り直していきます。問題解決には「なぜそうなったのか」を知り、根本的に対処していく科学的視点が必要です。
また、チーム力とは個々の力が集まってできるものです。個人力の向上も必要になります。(その観点から、奨励賞のBチームにいた桐山さんが、チームワークを行いながら精力的に個人制作をしていることは、仕事量も質も評価するに値します)。
個人スキルを向上させ強度のある作品を作れる力を持ちながら、 グループの中でその持ち味が発揮出来るようなハイブリットな生徒さんが今後増えていく事を期待しています。

柳本先生、ありがとうございました!