「御茶の水」あるいは「御茶ノ水駅」と聞いて何を思い浮かべますか? まず有名なのは駿河台の楽器街、次に小川町のスポーツ用品街、更には神保町の古本屋街も知られています。その他、東京医科歯科大学病院や順天堂医院、杏雲堂病院などの著名な医療機関も多くあります。また明治大学や日本大学などのキャンパスもあり、学生を対象とした食堂や、古くから親しまれている老舗のカフェも多くあります。「御茶の水美術専門学校」は千代田区にあります。千代田区には皇居や官公庁が所在しており、日中は学生や働く人など様々な人々で賑わいを見せ、東京の中でも特に治安のよい街としてしられています。御茶の水美術専門学校の立地は、東京でも最も学びに適した環境にあると言えます。
それでは、御茶の水駅への交通機関の実際はどうなのでしょうか? そもそも千代田区自体が東京の中心として機能していますから、様々な交通機関が発達しています。東京駅からはJR中央線で東から5分、同様に新宿駅からは西から9分、池袋駅は東京メトロ丸の内線で北西から11分、原宿駅に隣接している表参道駅は西南から東京メトロ千代田線で15分という短時間で御茶の水駅から通えます。また、御茶の水美術専門学校は10時に授業が始まります。埼玉県からなら柏駅からJR常磐線を使って北東から47分、千葉県からなら船橋駅からJR中央・総武線を使って34分、神奈川県からなら横浜駅からJR東海道本線を使って南から34分で通学できます。
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※2023年度現在
鹿熊さん(茨城県水戸市出身)
杉山さん(静岡県掛川市出身)
陳さん(中国福建省出身)
鹿熊:私の出身地は茨城県の県庁所在地である水戸市です。高校卒業時にデザインとか美術の専門学校に行きたいっていうのを決めていました。その中で、2年制の学校は割と忙しく勉強をして生活をしてということが考えられたので、3年制の学校にしたいと思っていました。その中でも、御茶の水美術専門学校はビジネスの目について勉強できるのかなというのがあったので、御茶の水美術専門学校を選びました。姉が東京にいるのもあって、上京するのに抵抗はなく、両親も応援してくれました。御茶ノ水は、うるさすぎず静かすぎずちょうど良く、個性がある街だと思います。リーズナブルな価格で食事ができるのも良いです。
杉山:私の出身地は静岡県の掛川市です。高校の進路指導室に並んでいたパンフレットを見ながら、上京して専門学校に行くことを決めました。その中から、みんなと違うことができて、将来役立ちそうだったので、御茶の水美術専門学校を選びました。東京に親戚が住んでいることも心強かったです。御茶ノ水はどの街にも結構行きやすいのが利点だと思います。御茶ノ水で友人と遊ぶこともありますが、神保町や秋葉原にも歩いて行けるし、新宿や下北沢にも行きやすい点が良いと思います。
陳:私の出身地は烏龍茶で有名な中国の福建省です。福建省で10歳まで過ごし、高校卒業までは上海にいました。でも上海語は話せません。その後、アメリカの大学に行き、美術(デザインアート)を勉強していました。その後すぐ日本に来たかったのですが、コロナ禍で中国にいったん帰りました。中国ではゲーム会社で1年間ほど勤務しました。その間に、日本のゲームの中国版を作る作業で、日本企業と関わった経験があります。その後海外渡航が自由化され、日本語学校に1年半通いました。そこで、日本で働くということを念頭に置いて、大学に行くよりも専門学校に行こうと思いました。その上で、ものづくりが好きなので、企画やマーケティングを勉強したくて、御茶の水美術専門学校に通うことを選択しました。御茶ノ水(学校の周囲)は、大学や古本屋さんが多くて、雰囲気が良いです。山手線圏内なのでどこに行くにも遠くないところもいいです。
鹿熊:私は現在、東京都中野区にあるアパートでひとり暮らしをしています。自宅周辺は閑静な住宅街で、幼稚園から子供の声が聞こえてきます。最寄り駅はJR総武線の東中野駅で、自宅からは電車一本で御茶ノ水に通えるので、実家にいる時はあまり電車に乗らなかった私でも楽に通学できています。部屋探しは、実家にいるときに両親とインターネットで探して、5軒に絞り、その5軒を一日で内見して決めました。条件は、震災の経験から、水辺の近くがNGだったのと、木造がNGで、家賃6万円以下ということでした。第一希望の家がタッチの差でとられてしまって、第二希望の家に決まりましたが満足しています。間取りは、ワンルームにロフトがついた部屋です。周辺環境としては、スーパーマーケットが近所に2軒あり、コンビニエンスストアも多いので助かっています。
杉山:私は現在、東京都江東区にあるアパートで学生マンションに住んでいます。部屋探しは、学生マンションを3軒母と内見して、その中から、バスとトイレが別になっている物件を選びました。間取りは6畳のワンルームとキッチン、バス・トイレです。セキュリティがしっかりしているのが良いです。また、ゴミ出しが楽なのも良いです。家賃は8万円程度です。最寄り駅はJR総武線の亀戸駅です。学校に電車一本で通えて、下町の雰囲気が残る住宅街で、静かになりすぎないのが良い点です。また、24時間空いているスーパーマーケットもあって、とても便利です。コンビニエンスストアも多いです。亀戸からは、新宿やディズニーランドにも行きやすいのがとても気に入っています。
陳:私は現在、東京都豊島区にあるアパートでひとり暮らしをしています。以前はルームシェアをしていました。最寄り駅はJR山手線の大塚駅ですが、通学定期は丸の内線の新大塚駅を使っています。学校までは30~40分で通えます。本当はJR中央線沿線に住みたかったのですが、電車がよく遅延するのと、沿線の家賃が高いのでやめました。物件の決め手はセキュリティの良さでした。留学生ということもあり、不動産屋さん選びの時点から大変でした。日本語学校にいる時に業者を紹介してもらいましたが、敷金や礼金という日本独自の習慣を何も知らなかったので驚きました。家賃は管理費を含めて約7万円です。駅の周囲には飲食店が多いですが、家の周辺は静かです。徒歩15分圏内にスーパーマーケットがあるので、自炊をすることが多いです。その他にもコンビニエンスストアもあるので、たまに使っています。
鹿熊:昼休みは、自宅でホットサンドを作って持参し、昼食にしています。朝食をしっかり食べるので、ホットサンド1つでも午後はおなかが減りません。友達と一緒に行く時だけコンビニに行きます。コンビニに行ったら野菜スティックを買うことが多いです。昼食を終えると、友人とおしゃべりすることもありますが、午前中に出た課題をやることもあります。放課後は、新宿のデパートにある和菓子屋さんでアルバイトを週3回しています。アルバイトでは、デパート独自のルールがあり、話し方など勉強になることがいっぱいあります。アルバイトのない時は、家で作り置きを作ったりすることもありますが、アイドルのライブに行くこともあります。授業の後にライブに行けるのは、東京都内ならではの利点だと思います。土日には遠くまでライブを見に遠征することがありますが、それも東京からのアクセスの良さが利点となっていると思います。
杉山:昼休みは、友達とコンビニエンスストアに買い出しに行ったり、定食屋に行ったりして昼食をとります。学校周辺には安い定食屋も多く、助かります。土日を利用して自宅でお昼ご飯を作り、学校に持参することもあります。放課後は、錦糸町にある居酒屋でアルバイトをしています。このアルバイトは学内の友人から紹介してもらいました。自宅から徒歩20分程度なので、徒歩での往復がいい運動になっています。コロナ禍でできませんでしたが、イベントスタッフやディズニーリゾートなど、東京ならではのアルバイトも検討したことがあります。友人と遊ぶ時は、御茶ノ水の安いカラオケ屋に行ったり、神保町や秋葉原に散歩したりしています。一人だとあまり外出せず、服が好きなので、ネットショッピングを楽しんだり、近くのユニクロやGUに行ったりしています。
陳:昼休みは、友達と買い出しに行って昼食をとることが多いですが、市販品に飽きることが多いので、時間があれば弁当を作って持参するようにしたいと思っています。放課後は、アルバイトや課題をしたり、家事をしたりしています。気づいたら一日が終わってしまっていることが多く、週末もそんな感じになりがちで、バイトとか課題に時間を費やすことが多いです。休みを満喫したい時には友達とご飯に行ったり、あえて何もしない日を作ったりします。アルバイトはホテルの清掃や居酒屋の接客をしています。趣味で友達とライブやコラボカフェに行くこともあります。映画を見に行ったり、アニメを見たりすることもあり、日本の芸術を楽しんでいます。また、野良猫が好きなのですが、東京の街ではあまり見かけないのが残念です。
→デザイン・アート科3年制
→高度デザイン・アート科4年制
→高度デザイン・アート科編入学2年
※2022年度現在
狩野さん(群馬県前橋市出身)
佐伯さん(栃木県小山市出身)
孫さん(中国江西省南昌市出身)
狩野:私の出身地は群馬県の県庁所在地である前橋市です。もともと私は地元の建築系の専門学校に通っていましたが、就職を考えた時に、ふと玩具や雑貨、家具が好きだったことに気が付き、このまま卒業していいのか迷いました。ただ、進路変更をしたとしても前橋には私がやりたいことで編入できる学校がありませんでした。そんな時、アルバイト先の社員にこの悩みを話したところ「東京に出た方が絶対にいい」と勧められ、実際に東京なら私がやりたいことで編入できる学校があったので上京を決めました。御茶の水美術専門学校を選んだのは、技術だけでなく産学連携で実際の仕事を学びたかったからです。御茶ノ水は都心にしては緑があり、ビルと歴史的建造物が混在しているので、新旧のデザインが学べる魅力的な場所だと思います。
佐伯:私の出身地は栃木県の小山市で、県内で二番目に大きな街です。ただ、私はデザイン系の学校に進学することを決めていたので、日常からたくさんの情報に触れて実際に見ることができる東京にある学校に行きたいと考えていました。こうした経緯から東京の学校をいくつか見学しましたが、都心にあり、デザイン・アート科ひとつで色々なクリエイティブが学べる御茶の水美術専門学校を選びました。今、改めて思う栃木と東京の違いは、アクセスの良さだと思います。まず最寄り駅と学校が近いし、御茶ノ水は東京の中心を円で囲む山手線の、さらに中心にあるほどなので、東京のどの街にもすぐに行けます。放課後もあれが見たいとか、これが欲しいとか思い立ったらすぐ電車で移動できるし、何も用事がなくても散策できるのが魅力だと思います。
孫:私の出身地は中国の江西省南昌市です。北京や上海に比べると小さいですが、省内では最も大きな都市です。当初、私は中国の美術大学への進学を希望していましたが、試験に合格できなかったのもあり、一般大学へ進学しました。その大学には日本の静岡にある大学との交換留学制度があり、私は情報デザインを学ぶため来日を決めました。その後、私はそのまま静岡で就職し、営業アシスタントとして働いていましたが、日に日にデザインの勉強を本格的にしたいと思うようになりました。御茶の水美術専門学校は、デザインの仕事がしたいことを大学教授に相談した時に勧められ、早速、上京を決めました。東京でも繁華街がある街は治安がわるいイメージですが、御茶ノ水は病院や大学が多いからか、放課後や夜間に歩いても安全なのがよいですね。
狩野:私は現在、埼玉県草加市にあるアパートでひとり暮らしをしています。編入学が決まった時、私は東京都内に住もうと考えていたのですが、予想以上に家賃が高くて断念しました。ただ、よく調べると埼玉県や千葉県でも学校に30分から1時間以内で通えることに気付き、編入学するからには親には頼らない覚悟で、自分自身で10件以上の間取りを選び、内見し、今住んでいる部屋に決めました。決め手は通学時間と家賃、それと周辺環境です。私が住んでいるアパートの最寄り駅は東武スカイツリーライン獨協大学前駅で徒歩10分圏内にあります。学校までは快速を使えば乗り換え1回のみ35分で通えます。家賃も6.5畳の部屋とキッチンの1Kで5万円以下と安く、初期費用も他の物件と比較して半分におさえることができました。東京都内であればまずこの好条件はないと思います。周辺環境としては、スーパーマーケットが最寄り駅に向かう途中にあり、乗換駅である北千住駅に行けば駅ビルにあるルミネデパートや様々な店にも立ち寄ることができます。
佐伯:私は現在、埼玉県さいたま市にあるアパートでひとり暮らしをしています。部屋探しで優先したのは、学校に無理なく通え、実家に帰りやすい路線がそばにあることです。ただコロナ禍ということもあり、首都圏に出るのを心配した母がひとりで3日かけてたくさんの物件を内見して決めてくれました。最寄り駅はJR埼京線の与野本町駅で、自転車で5分の距離にありますが、学校までは池袋駅で丸の内線に乗り換え、40分程度で通えます。御茶の水美術専門学校の授業は10時に始まるので、朝の電車も時間差通学で座れることがあります。家賃は7万円以下を目安に、フローリングで白い壁紙、バス、トイレ別の築年数が浅い部屋を選びました。週末にはよく母が泊りに来てそこから仕事に行くほど親子で気に入っています。このアパートは静かな住宅地にあり、駅前のイオンスーパーを利用すれば食生活にも困りません。他にもコクーンシティという映画館もある商業複合施設や、さいたまスーパーアリーナが近くにあるので、買い物や娯楽も充実しています。
孫:私は現在、東京都江戸川区にあるアパートでひとり暮らしをしています。静岡の大学へ交換留学した時は、大学から賃貸情報のリストを渡され、そこから選ぶだけで済みましたが、上京する場合は住居を自分で探さなければなりません。そこで、留学生OKの物件を扱っている不動産会社を見つけ、通学時間の短さと家賃の安さを優先して部屋探しをしました。そうして見つけたのが今のアパートで、最寄り駅はJR中央総武線の新小岩で徒歩5分圏内、学校までは電車の乗り換えなしの20分程度で通えます。家賃も6万円以下の安価でおさえました。周辺環境としても、徒歩10分圏内にスーパーマーケットが6店舗もあるのに加え、商店街まであるので、週末や学校が休みの日に料理をする私にはとても便利です。ただ、私は平日にアルバイトをしているので、帰宅して自炊をする時間がありません。それでも、帰り道にスーパーマーケットに寄り、割引されたお惣菜を買って、電子レンジで温めて食べられるので、いい部屋を見つけたと思っています。
狩野:昼休みは、晴れた日は学校の屋上で友達と話しながら昼食をとります。私はだいたい自宅でおにぎりをふたつ握って持っていきますが、気分転換をしたい日は、おにぎりをひとつだけ握ってきて、御茶ノ水駅の近くにあるパン屋でお総菜パンを買い足したりしています。御茶ノ水は学生街なので、コンビニやパン屋、お弁当を出している食堂が充実していて、昼食の選択肢が多いのがよいですね。放課後は、友達と駅の近くにあるラーメン屋に寄って少し早い夕食をとったり、御茶ノ水駅のアクセスのよさを活かして、20分程度で行ける原宿や下北沢まで足を伸ばして古着屋を巡ったりしています。アルバイトは、東京に行きたかった理由でもあった雑貨や家具も扱っているniko and…と言うアパレル系店舗の販売員をしています。自分のやりたいことにつながっていて勉強になりますし、社割も利用できるしで、東京近郊ならではの体験だと思っています。
佐伯:昼休みは、コンビニで昼食を買って、学校で友達と一緒に食べながら過ごしています。学生街だからなのか学校のまわりにはコンビニが多く、徒歩5分圏内にローソンやセブンイレブン、さらにはファミリーマートが3店舗もあり、コンビニは選びたい放題です。私はというと学校の近くに新しくオープンしたファミリーマートによく行きます。店内が広くて品揃えが多いのもよいのですが、お気に入りのピザまん目当てに通っています。ただ、デザートを食べたい時は他のコンビニやスイーツの店にも行きます。放課後の過ごし方も色々ありますが、私は学校の近くにあるコージーコーナーでアルバイトをしています。もともとケーキなどのスイーツの絵を描きたかったので、ケーキの種類や材料に詳しくなれてよかったと思っています。最近ではケーキが目の前になくても色々なケーキやそのデコレーション、材料の形や質感が思い浮かぶようになりました
孫:昼休みは、昼食をコンビニで買うことがほとんどなのですが、私は必ずセブンイレブンを選びます。以前にアルバイトをしていて、品揃えをよく知っているのもありますが、オリジナル商品の新作が出るペースが速くて飽きないからだと思います。昼食自体はひとりで食べることが多いのですが、食後はまわりにいる友達とおしゃべりをすることもあります。放課後は友達と遊びにいく用事などがない限りは、授業がおわり次第すぐに帰宅します。そもそも母国語ではないので、授業を集中して受けると疲れるというのもありますが、アルバイトで在宅の動画編集をしているのもあります。具体的には、日本のTikTokで見れるような短い中国語の映像に、日本語の字幕を入れる作業をしています。このアルバイトは時給制ですが、ひとつの動画に字幕を入れるのにかかる時間は私次第なので、他のアルバイトに比べれば、自由な働き方をしていると思います。
→デザイン・アート科3年制
→高度デザイン・アート科4年制
→高度デザイン・アート科編入学2年
※2021年度現在
藤井さん(長野県長野市出身)
棟方さん(青森県西津軽郡出身)
山下さん(静岡県浜松市出身)
藤井: 私の出身地は長野県の県庁所在地である長野市です。上京はデザイナー志望だったからで、デザイナーの個展や海外アーティストの企画展、アニメやゲームのイベントなど何をやるにも東京が開催地で、最先端の情報も集まっていると考えたからです。また、純粋に東京に憧れていて、住んでみたらいろいろな経験ができて将来の財産になるとも思いました。実際、駅や電車、ビルの広告など普通に暮らしているだけでも刺激が多いし、お店ひとつ取ってもディスプレイにこだわりがあるし、日常からプロの仕事に触れることができます。
棟方:私の出身地は青森県の西津軽郡です。実家は世界遺産である白神山地のふもとにあり、窓からは海が見えます。東京へはもともと高校時代から友人と年に1回くらい遊びに来ていました。いろいろなお店があって買い物が楽しい印象です。上京は、写真か服飾の仕事に関わりたいと思った時に考えました。青森県には美術学校がなく、仙台市にはあったのですが、一人暮らしをするなら東京に行った方がいろいろなお店を見れると思いました。実際にお洒落なカフェがたくさんあるし、東京の中だけでも行きたい場所がたくさんあります。
山下:私の出身地は静岡県の浜松市です。上京はデザイナー志望だったのと、浜松市を出たかったのが理由です。私はペーパードライバーで運転が苦手なので、浜松市やより都会な名古屋市もそうですけど、車社会だとどこへも行けず不自由さを感じていました。また、浜松市とその近郊には私が通いたいような美術学校がないのもあって、選択肢の多い東京に進学することに決めました。実際に、東京は電車でどこへでも行けるし、地方と違って多様性があり、新しい商品やサービスも多く、これをいち早く体験できるのに魅力を感じます。
藤井:私は現在、東京都三鷹市にある学生寮でひとり暮らしをしています。私はもともと家事や自炊が苦手なので、初めから両親と学生寮にしようと話し合っていました。そこで調べてみたら、長野県出身者限定の県人寮があることを知りそこに決めました。決め手は立地と家賃です。立地として、この県人寮は最寄りがJR中央線の吉祥寺駅で、自転車で10分ほどは掛かりますが、雨の日はバス停が近くにありますし、駅から学校までは快速で乗り換えがなく25分で通えます。私は高校時代まで自転車通学だったので、電車の乗り換えには自信がないので安心しました。家賃は、平日の朝夕2食付き、門限なしで5万円以下の安さです。東京でこの好条件はまずないと思います。コンビニも徒歩1分圏内にありますし、吉祥寺駅周辺まで出れば何でもあります。駅から遠いとはいえ、住宅地ならではのほどよい静かさがあるので私はよいと思っています。
棟方:私は現在、東京都杉並区のアパートでひとり暮らしをしています。私も両親も東京に住んだことがなかったので、両親が東京暮らしの経験がある友人に、治安のよい街などを聞き込みしつつ探してくれました。最終的には、両親が東京まで内見に行き、写真を撮ってきてくれて「広いけど古いところと、狭いけど新しいところのどっちがいい?」と聞かれ、今のアパートに決めました。決め手は立地です。最寄りは荻窪駅で徒歩10分程度ですが、学校までは中央線の快速で20分、他に丸の内線でも通えます。ただ、青森だとボックス席で必ず座れたのに、中央線だと座れないのが残念です。ただ、新宿駅でたくさんの人が降車するので、そこからは座れたりします。私は夕食を自炊していますが、駅の周辺にはスーパーやドラッグストアが揃っているので不自由はしません。ただ、やっぱり海が恋しいので、卒業したら海がある街に引っ越したいと思います。
山下:私は現在、東京都小平市のアパートでひとり暮らしをしています。私は入学前から東京に数年住んでいたのですが、はじめは家族に上京経験者がいなかったのもあり、仮住まいのような感覚で狭くても家賃の安い物件を選びました。そして東京に慣れてきた頃に現在のアパートに引っ越したのですが、こちらは私が多趣味だということもあり広さにこだわりました。あとはバストイレ別であることと、料理をするのでキッチンの設備がきちんとしていることを条件に家賃7万円以内で選びました。学校へは最寄りの西武新宿線の小平駅から西武新宿駅で中央線の新宿駅で乗り換えて60分ほどかかりますが、準急なら空いていますし、各駅なら座れます。新宿での乗り換えは地下商店街を通るので、疲れている時はお惣菜を買えますし、そのまま地下を出て外食することもあります。食材や日用品は小平駅でも揃うので、その時々の状況に合わせて決めています。
藤井:昼休みは、友達と話しながら外食して過ごします。御茶ノ水は美味しいワンコインランチや学割がある老舗の食堂など、コストパフォーマンスがよく500円以内で済ませられる店が多いのがうれしいですね。コンビニだと、なんだかんだで500円を超えてしまうので。学校で作業を続けたい時も、居酒屋のランチメニューにあるワンコイン弁当を食べています。最近は、友達同士で食べたいものを言い合って探しにいくということを繰り返しているので、隣町のレストランまで詳しくなりました。放課後は、御茶ノ水のアクセスのよさを活かして、画集とかを見たい時は神保町の古本屋街に、アニメやマンガ、ゲーム関連なら秋葉原に歩いて行っています。上野も電車で10分程度なので、アメ横で古着を探したりもします。アルバイトは、長野県時代に自転車で鍛えた脚力を活かしてUber Eatsをやっています。必要な時に必要なだけ稼げるのでとても便利です。
棟方:昼休みは、コンビニで昼食を買って、学校で友達と話をしたり、カードゲームで遊びながら過ごしています。なぜか学校の周りにはコンビニが多く、ローソン、セブンイレブン、ミニストップやファミリーマートまであるので、その日の気分で店を選んでいます。ただ、友達がスイーツ好きなのでミニストップに行くことが多いかもしれません。御茶ノ水は、病院と学校が多いせいか、お年寄りや学生に優しく、清潔で治安がよい街だと思います。画材屋がいくつかあるのもいいですね。放課後は、友達と原宿までプリクラを撮りに行ったりと、女子高生みたいなことをしています。青森と比べ交通機関が発達しているので、気軽にイベントを観に行けたりするのもいいですね。アルバイトは、週2日くらいで最寄り駅にあるコンビニでしています。仕送りもあるので必要最低限に留めています。もし東京に欠点があるとしたら自然が少ないところですね。
山下:昼休みは、御茶ノ水駅の聖橋口にあるソラシティというところに来ているキッチンカーに昼食を買いに行ったりします。ひとりだったり、友達と行く時もあります。キッチンカーは4台ほど来ていて、平均して800円と高めですが、とても美味しく、普段コンビニで済ませているのもあって心にしみますね。コンビニでもサイドメニューを付ければ同じくらいの値段になるので、実はコストパフォーマンスもいいのかもしれません。最近は学校の周辺でもお弁当を売っているキッチンカーを3台ほど見かけるので、今度挑戦してみたいと思います。放課後は、趣味の刺繍のために服飾の材料を売っている新宿のオカダヤや世界堂に寄って帰ります。アルバイトは、平日は疲れてしまうので、週末だけ原宿の雑貨店でしています。髪型も服装も自由なので気が楽です。アルバイトがない週末は、キックボードで日用品を買いに行ったりしてのんびり過ごしています。
→デザイン・アート科3年制
→高度デザイン・アート科4年制
→高度デザイン・アート科編入学2年
→産学、官学連携授業
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→デザインアート思考®