【CSA -2025 2nd Presentation- 特別審査員】みなみなおこさんに密着取材しました(総評編)
こんにちは。1年生担任の森です。
2025年7月18日から3日間にわたって開催した、本校学生による展示会
【CREATIVE SOLUTION AWARDS 2025 2nd Presentation(以下、CSA 2nd)】。
特別審査員としてお招きした
株式会社ENTAKU produce Creative Producer
明円卓(みょうえんすぐる)氏
のコメントや審査中の様子をお届けします。
前回の「審査編」に続き、今回はいよいよ特別審査員賞の発表です!
全29企画の中から、特別審査員賞(明円卓賞)に選ばれたのは…
2年生Iチーム の【 FLASH3 】!!!
FLASH3は、6種類の香りを閉じ込めたカプセル型の美容液。どの香りが出るかは、手に出して塗ってみるまで分かりません。さらに香りの持続時間は「3分」と、あえて短く設計されています。
主なターゲットは「気になる人がいるけど、声をかけられない」というZ世代の若者。「香りの持続時間という『制限』を、あと少しの勇気を出すための『勢い』に変えて、好きな人との距離を縮めるきっかけにしてほしい」という意図が込められた企画です。
僕は新しいアイデアとか新しいものが好きなので、美容液を「香りの消える香水」として提供するという発想がすごく新しくていいなと思いました。「人に会う時に、ファーストインプレッションが『いい香り』でありたい」というのは普遍的なインサイトだと思うし、商品コンセプトとしてとても好きです。
ただせっかく審査員特別賞をあげるからこそ、「恋の3分間」っていうプロモーションコンセプトについてはぜひ改善してほしいので、少しだけアドバイスします。
確かにこういう香りものって、実際には「好きな人に会う前につけよう」とか、そういう目的で使う人はたくさんいると思います。でも、「ユーザーがそのように理解する」のと「こちらがそういう風に打ち出す」のは、全然違うんですね。
所謂”モテコスメ”みたいな打ち出し方をされると、持つのが恥ずかしく感じたり「自分はちょっといいかな…」と思ってしまう人もいると思うんですよ。だからあえて、こちらからはそこまで言わない。そういうオシャレさを大切にできると、もっといい商品になると思います。
少しアドバイスもしちゃいましたが、とても素敵な企画だと思いました。ありがとうございました。
2年Iチームのみなさん、受賞おめでとうございます!
特別賞の名誉とあわせて、さらに良い企画にするためのアドバイスもいただきましたね。
企画のプロからの貴重な教えを、ぜひ次回のプレゼンの糧にしましょう!
さて、今年のCSA 2ndもいよいよ大詰め。
最後のレポートは【総評編】です!
→持続可能な開発のための教育(ESD)
→プロジェクトベースドラーニング(PBL)
→交通と立地(在学生インタビュー)