日常で鍛える!センスのはなし

こんにちは! 講師の天満屋です。
授業を通して色々な制作にチャレンジするのは
美術学生の常ですよね。
思うようにかっこよく仕上がらなくて
「自分にもっとセンスがあればなあ」と
気分が重くなっちゃう事もあるんじゃないかな?と思います。

この「センス」っていう言葉は色々に捉えられるので
何をもってセンスとするかは意見が分かれそうな所ですが、
私はその人間の持つ総合力のことだと思っています。
だから何か一つだけを鍛えれば良くなる!とかではなく、
常日頃から色々な事に興味を持ち、よく考えて、
何かに気づこうと意識しながら日々を過ごす事が
結果的にその人のセンスを培うのだと思っています。

なので、ちょっとした事でも
いつもと違った物の見方をすることが大事。

日常のこんな所に目を向けると
いつもと違う発見ができるかもしれない!
というポイントを私からもご紹介したいと思います。

それは…地面を撮ること!
自分の立っている位置から見える「風景」として
地面を撮るのではなく、真上から撮るのがポイントです。
そうすると不思議なことに、ただの地面が絵のように見えて来ます。

椿が散る頃の道路は、このまま布地に配色してプリントしたら、
おしゃれなカーテンとかになりそう。
20150128_HP_temmaya_01

何百回と踏んだであろうOCHABIの広場の地面も、
なんだかモダンな絵のように見えて来ませんか?
20150128_HP_temmaya_02 (1) 20150128_HP_temmaya_03

心の動くままに、特に何も考えずに撮ったものでも、
意外なインスピレーションをもたらしてくれたりします。

何より、自分のiPhoneのカメラロールに綺麗な写真が
溜まって行くのが楽しかったりします。

すごく手軽な方法なので、
センスでお悩みの方はぜひ試してみてください。