こんにちは、指導部の戸田です。
先日開催された本校イベント「Creative Solution Awards-2024 2nd Presentation-」の特別審査員としてお招きした、畦地教子さんに密着取材しました。
すべての審査や表彰が終了し、最後に総評をいただきました。
【総評(一部抜粋)】
皆さんお疲れさまでした。
私は仕事としてマーケティングに長く携わっているのですが、普段話していてもやはり「販売量はどれくらいになるのか」とか「利益は見込めるのか」とか、「最終的な粗利はいくらになるのか」といった(経営的に)厳しい現実を考えなければなりませんが、このCSA2ndで出品されたそれぞれの企画はそんなことに一切とらわれず、どのプレゼンテーションも本当に安心して聞けました。職場にも「今日はインスパイアされたものを持って帰ってくるからね」と伝えたのですが、これなら、明日月曜日に出社して非常に有意義だったと話せることができます、それくらいのレベルでした。ですからみなさん自信を持ってくださいね。
企画提案においては授業で習った通り、コンセプトは大事です。ですがそれ以上に、みなさんが人間である以上、熱意とか根気とかいったものはさらに大事になってきます。
今日のプレゼンテーションを聞いていて改めて知らされました。
さらにはデジタル一辺倒の今日において、リアルで経験することは貴重な経験であり、忘れてはならないことだとも思えます。
例えば、そこでしか得られない匂いだとか感覚、味といったものはマーケティング戦略にもうまく組み込んでいくと共感が得られやすくなります。
今回の企画の一つである夜のモールでのグランピングで化粧品を使用するというのがそれにあたると思うのですが、機能的価値よりも情緒的価値に重きを置いて提供するという大変興味深いものに仕上がっていたと思います。
今回のように様々な制約にとらわれない自由な発想をもってこれからも頑張ってください、今日は本当にありがとうございました。
畦地さん、これからも自由な発想で頑張ります。ありがとうございました!
→持続可能な開発のための教育(ESD)
→プロジェクトベースドラーニング(PBL)
→交通と立地(在学生インタビュー)