想いを伝えるための筋肉  - 展示編 - (2/2)

今日は前回に引き続き、
『想いを伝えるための筋肉(展示編)』
を書こうと思います。

良いアイデアやコンセプトを見つけられるかどうかは
一人一人のクリエイティブ筋にかかっている!
という話は前回しました。

クリエイティブな作業のほとんどは考える事
でも想いを人に伝えるためには
自ら動いて形にして行く必要があります。

高いところに展示するためには脚立だってのぼります。
パネルを美しく壁に飾るためにかなづちだって振るうし、
かなづちでだめな部分には電動ドライバーも使います。
大きなパネルを切るために机では足りない時などは、
地面にはりつくように作業することもあります。

また、重すぎて運べないものや、
自分には高すぎて届かないものなど、
自分一人ではできないことも、学生同士協力しあって
会場全体を良いものにしようとがんばります。

一人一人の頭で考えるところから作業をスタートして
最終的なチームによる展示に至るまでの全ての流れを
何度も経験して行くうちに、
個人としてもチームの人としても
見違えるように成長して行く人もいます。
想いを伝えるためのクリエイティブな筋肉は、
脳にも肉体にもチームにも宿るのだなあ、としみじみ。
これってやっぱりなんだかスポーツに似ています。
ということは、すごいクリエイターって、
クリエイティブ筋肉がムキムキなのかしら?

どこでもしなやかに活躍できるような
そういう筋肉づくりをしたいですね。