こんにちは! 講師の天満屋です。
先日に引き続き、一風変わった視点で写真を考えてみたいと思います。
手描きの原稿をデータにしたり、 紙の資料がはかさばるのでデータにしたり、と 紙とデータが入り交じる私達の生活で大活躍のスキャナー。
今日紹介するのは、スキャナーを撮影機として使って、 カメラを使わずにどんな絵作りができるのか?という 実験の結果です。
使ったスキャナーは、ごくごく一般的なもの。
コンビニのコピー機のように 上蓋がパカッと開く『フラットヘッドスキャナ』 というタイプのものです。
ご家庭に持っている方も多いと思います。
この学生は、毛糸やビーズなどを使って、 ためしに風景を描いてみることを思いつきました。
ところがスキャナーというものの性質上、 物を置く順番を間違えると、 手前の物と奥の物の関係が崩れてしまい、 ほとんど全て置き直すことになることが判明。
軽い気持ちで実験を始めたものの、 けっこう大変だったようです。
前回に引き続き、とっても面白い実験でした!
これを発展させるとどんな可能性があるでしょう。
スキャナーで挟めるものはまだまだたくさんあります。
たくさんスキャンしてアニメを作ることもできそうです。
これまたわくわくする実験結果でした。
カメラを使わなければ写真は作れない。
そういう固定観念をとっぱらって発想すると、 意外な手法が見つかることもあります。
色々試して損はない!ということですね。