こんにちは! デザイン・アート科3年 鹿毛です。 御茶の水美術専門学校では、さまざまなデザイン制作ツールを授業内で使用します。 ( Illustrater、Photoshop、Blender、Fusion360 などなど… ) この「デザイン制作ツール」は、初心者用〜プロ仕様までたくさんのものがあります。 私は特に3Dモデル制作が好きなのですが、 最近海外を中心として話題になっている新しい3D作成ツールを発見したので今回ご紹介したいと思います。 それは、WEBブラウザ上でモデリングを行うことができる、無料の3Dモデル制作ツール「Womp 3D」です。 今回はこの「Womp 3D」の特徴・使いかたについてご紹介します! 1.「Womp 3D」の特徴 「Womp 3D」は、3Dモデリングがはじめてという方でも直感的に操作が可能で、誰でも気軽に制作することができます。 粘土遊びのように素材をくっつけたりこねたりする斬新な感覚で、自由に楽しく3D作品を制作することができます。 ただ、他の3Dツールのようなモデリング方法ではないため、複雑なモノづくりには向いていません。 2.「Womp 3D」の使いかた ①オブジェクトを選ぶ メニューバーのObjects > Primitives > Sphere, Cylinder, Cube から好きなかたちを選択します。 ②自由に動かす オブジェクトをクリックすると、3方向の矢印(X軸・Y軸・Z軸)が現れるので、好きな方向や角度に動かします。 ③形成 「Womp 3D」最大の特徴として、かたち同士を自由にくっつけることができます。 強度は自由に調整できるので、とろけるような質感やグラデーションなどを簡単に表現することが可能です。 右ウインドウのObjects > Goop strength でかたち同士の粘着どあいを調整します。 以上が基本操作の流れになります。 今回ご紹介した「Womp 3D」はいかがだったでしょうか。 他の3Dツールにはない自由な操作で簡単に制作できるので、 ひとまず3Dツールに触れてみたい人や、3D作品を増やしたい人などにおすすめです! このツールで3Dモデルに興味を持っていただき、 上級ツール(Blender、Fusion360)に挑戦していただくきっかけになれば幸いです。
→産学、官学連携授業
→持続可能な開発のための教育(ESD)
→プロジェクトベースドラーニング(PBL)
→デザインアート思考®