【CSA -2024 3rd Presentation- 特別審査員】川﨑朱美子さんに密着取材しました(総評編)
こんにちは、3年の森田です。 今回は、ここ御茶の水美術専門学校のメインの授業である、産学連携授業の様子をお届けします。 ただ、クリエイティブソリューションアワードや成果物の内容は、色々な記事で見ることができると思うので、 実際にプロジェクトを作っている学生目線でどのようなことを考えて企画を作り上げてきたのか語っていこうと思います。 さて、今回私が紹介するのは株式会社資生堂をクライアントに迎えて行った 「視覚障がい者向け化粧品Bloom」です。 約1ヶ月半でプロジェクトを作り上げて行くのですが、最初に、企業からお題をいただくことからスタートします。 「ニューノーマル時代に必要となる化粧品を考え、その販売促進計画を考えなさい。」 僕たちは、資生堂さまからこのようなお題をいただきました。 このお題を見て率直に思ったのが、ニューノーマルってなんだろう?という疑問でした。 このプロジェクトを行った時期が2021年の夏だったこともあり、コロナ禍での生活の変化を捉えることかと思いましたが、 様々なリサーチを行い、「ニューノーマルの定義」をつくることからはじめました。 ニューノーマルとは、 「マスク必須社会」 「リップ需要の減少」 「メンズメイク時代」 など、様々な定義を行いながら、授業でワークを行っていきます。具体的な授業内容は言えない部分が多いのですが、 調査 分析 ターゲット決め などこのように、いろいろな情報を整理しながら議論を重ねていき、仮の企画を立てます。 そこから色々な先生などに相談しながら、企画をブラッシュアップしていき、制作物をつくります。(後半へ続く)
→産学、官学連携授業
→持続可能な開発のための教育(ESD)
→プロジェクトベースドラーニング(PBL)
→デザインアート思考®