【CSA -2024 3rd Presentation- 特別審査員】川﨑朱美子さんに密着取材しました(総評編)
こんにちは! 講師の天満屋です。
今日はデザインを作る側のスケジュールについて書こうと思います。
そろそろクリスマスの準備をする時期ですね。
クリスマスが大好きな私としては、
いろんなクリスマスグッズが店頭に並ぶだけでも
すごく楽しくなってしまいます。
当たり前ですがこれらのクリスマスグッズ、
一つ一つが誰かの手によってデザインされています。
サンタさんは、去年のクリスマス直後から
一年間かけてプレゼントを用意しているらしいですが、
グッズを作るデザイナーは、いったいいつごろから動き始めるのでしょう?
もちろんデザイナー・クリエイターたるもの、いつなんどきでも稼働中!
なのですが、実際アイデアを試行錯誤したりラフを起こしたり、
会社の中でプロジェクトとして本格始動するのは、なんと夏の間だったりするのだそうです。
それもそのはず、
印刷や成形には工場が必要。
工場と段取りを整える時間も要る。
打ち合わせも何度か必要。
デザインを直したりする時間も要る…
そんな感じで逆算して行くと、
夏から動くことになる、というわけです。
夏の間に冬の事を考える…
暑い時に寒い時の気持ちを
リアルに想像するのは意外と大変です。
今回の写真は、
年明けにあるウィンタープレゼンテーションのメインビジュアルを担当することになった学生デザイナーに、講師の青木先生が最終的なアドバイスをしているところです。
実はこのデザインも、最初にアイデアを出したのは夏の終わり頃。
ここまでデザインを練り上げるのには結構時間をかけています。
今度のデザインもとても個性的です。
ウィンタープレゼンテーションの会場でどんな風に展開されるのか、どうぞお楽しみに!