【CSA -2024 3rd Presentation- 特別審査員】川﨑朱美子さんに密着取材しました(総評編)
こんにちは!講師の天満屋です。
職員室で黙々とパソコンに向かっていたら、 カウンター越しにこんな会話が聞こえて来ました。
「あっ!この作品かわいい!」
「こっちはすごくキレイ!」
「見て見て!ページのはじっこのアイコンもすごいよ!」
思わず覗き込んでみると、学生が3人、すごく楽しそうにバインダーを拡げていました。
3人が見ていたのは、OCHABIの卒業生が後輩のために学校に残していってくれたポートフォリオ。
おかげで後輩たちは先輩のポートフォリオからたくさんのことを学ぶことができます。
ポートフォリオとは有り体に言えば作品集のことですが、 クリエイティブ系の人間にとってのポートフォリオとは、 作品や企画の質、編集力、デザイン力などをアピールするための大切なツールです。
つまりクリエイティブそれもデザイン系の就職活動では質の高いポートフォリオを持つことがとても重要になります。
最初は先輩の作品の魅力に興奮していた3人も、
話題はだんだんとポートフォリオの作り方へ。
「このページが見やすいのは写真の配置や文字の量に工夫があるからかな?」
「キレイなデザインもあればかわいい作品も、アートな力作もあって、中身が充実してる。」
「はじっこのアイコンで作品を分類して見られるから、わかりやすいなあ。」
3人とも先輩の色々な工夫に気づいたようでした。
最後にちょっと自信なさげに、
「あんなポートフォリオ私に作れるのかなあ…」とポソリ。
でも私は何年もカウンター越しに学生を見て来たので知っています。
3人がさっき見ていた素晴らしいポートフォリオを残した先輩も、 かつては3人と同じように、少し自信なさげな顔でそこに座っていたんです。
先輩たちが自分のポートフォリオを練り直しながら
少しずつ自分自身に磨きをかけて行ったように、 今OCHABIにいるみんなにも輝いて行って欲しいです。
そのためにはまず!
原石となるポートフォリオを作りましょう。
最初のできばえはなんだかイマイチかもしれないけど、大丈夫!
持って来てくれれば喜んでアドバイスしますよ。