【CSA -2024 3rd Presentation- 特別審査員】稲田 明恵さんに密着取材しました(総評編)
学生広報部の大木です。
今日で展示会も最終日ですね。とても賑やかだったために寂しくなります……。
今回もインタビューを行っていきたいと思います!
校長特別賞に選ばれました 金田なつみさん、よろしくお願いします!
大木「まずは、校長特別賞おめでとうございます。受賞の感想をお伺いしてもよろしいですか?」
金田「今回の卒制では、自分のやりたいことをテーマに取り組んでいました。
だから作っている時も楽しかったし……これで何か賞とか取れたら嬉しいなあと思っていたけれど
まさか、本当に受賞できるとは思わなかったので嬉しいですね」
大木「自分のやりたいことをテーマに取り組み続けていたのですね。これはどういった企画なのでしょうか」
金田「展示・販売しているものはオリジナルでデザインしたワッペンです。
例えば自分の外見って決められないけれど、でも実際見た目で判断されることって多いじゃないですか。
だけど自分の見た目って簡単に変えられるものでもないし……そこで、ワッペンを通じて自分のメッセージを表現できるような、そんな商品企画を考えました」
大木「確かに、初対面の人とかだと特に、なんとなくの印象でイメージしてしまうことはありますね。
一応、それをフォローするためにヘアスタイルだとかメイクだとかでイメチェンする人も多いですよね」
金田「そうなんです。だけど……それをするにも似合うメイクや似合う髪型が、素の状態で決まってくるようなところがありますし、何でも大きく印象を変えることだけが正解じゃないなって思ったんです」
大木「髪型や服装を大きく変えることだけが手段じゃないってことですか?」
金田「……実は私も髪の毛を染めたことがあったんですよ。その時に全く違うイメージを持たれたことがあって、髪色を変えただけでそんな風に思われることが、とても驚きました。
そういう出来事あったからこそ余計に、このテーマに取り組みたいと思ったんです」
大木「自身の体験談あってのテーマが設定されているということで、深みも増しますね!
プレゼン中、審査員の反応はどんな感じでしたか?」
金田「まず、ワッペンの写真をいっぱい撮ってくれました。すごく気に入っている様子が伝わってきましたね。
プレゼンしている時も、今回企画のミッションを設定していたんですけど『ミッションまで考えているんだね!』って言ってもらえました。ワッペン3個も購入していただけましたし……」
大木「すごく気に入ってもらえたんですね! まさに、刺さったんだなって表現がピッタリじゃないですか!」
金田「そうですね笑 本当にびっくりしました」
大木「それじゃあ最後に、おちゃび生活の思い出話などありましたら何かお話してください!」
金田「そうですね……私は絵を描くのが好きでこの学校に入ったんですけど、入学した時点からみんなの技術とかがすごくて、自分なんて全然ダメだなぁって落ち込んでいました」
大木「ええっ! そんなことありませんよ!」
金田「いやいや笑 でも特にプレゼンテーションとか、話すことが苦手で、でもそういう機会は多かったし、できるようにならなきゃいけない!と悩んでたことは多かったです。
だけど、2・3年になるにつれてファッションデザインを学んだり、文章を書いたりする授業もあったりして
その時に経験したことはすごく楽しくて……成長できたな! っていう実感も持てました」
大木「金田さんの書く文章は素敵だなって、授業でも感じていましたし、学生記事もすごく面白いです。
そうやって自分自身が変われるキッカケを、学生生活の中で見出すことができたと感じられたのは私も嬉しいと思いました」
金田「OCHABIでは、さまざまな経験にチャレンジできる機会をいっぱいもらえましたよね。
そのファッションや文章表現も、最初は高いハードルのように想像していたけれど、授業とかで勉強したことによってその体感はものすごく変わりました。
喋ること以外にも、自分にとっての表現方法ってあるんだなって、そういうものが見つけられたような気もします」
これからの歩みが楽しみに感じられるような、素敵なインタビューを聞けて私もすごくワクワクしました! 金田さんありがとうございました!
卒制展での学生記事は今日で最終回となります!
ずっと見てくださったみなさん、ありがとうございました。
卒制公式WEBサイトは展示会終了後も引き続き運営していきます。
どうぞよろしくお願いいたします!