こんにちは、指導部 亀山です。 先日、本校イベント「Creative Solution Awards-2020 4th Presentation-」の審査会でお招きした 漫画家 しりあがり寿さんの表彰式のご様子をレポートします。
【総評(抜粋)】
「今日はありがとうございました。
なんだか昔を思い出して、とても楽しかったです。
皆さんの今日の提案、2ヶ月でやったって聞いて本当に信じられなかったです。
それだけレベルの高い発表だったと思います。
その中で2点ほど気づいたことを言わせてもらうんですけれども、2ヶ月だったらまあ仕方がないんですが、もっともっと疑問を持ってもっともっと掘り下げて欲しいなと思いました。
要するにクライアントの企業が言ってきた課題に対してそんなに素直に取り込まなくても良いんじゃないかと。
逆にこいつのいうことは本当なのか、こういう風な問題設定をしてるけれども本当は違うんじゃないか。そういう風に疑問を持ってどんどん突っ込んでいって欲しいと思います。
もう一つ。何よりももっと自分の欲望に素直になってほしいなと思いました。
要するに先生や企業、あるいはお客さんが喜ぶとか、そういうことよりも自分が欲しいもの、自分がこういうものほしいなあ!っていう欲望に素直になることが大切だなと思いました。
もちろんデータや世の中は見ないといけないし、人の希望は色々聞いてかなきゃいけないと思うんですけれども、何よりやっぱり一番強いのは自分がこういうものほしいなという気持ちです。
今までいろんなことをやってきましたが、結局そういうものがみんなが求めるものに繋がったりするんですよね。
やはりお客さんが欲しいものを作ろうと思っても、データを調べなきゃいけないし、でも、データって過去のものですからね。
今ないものをみんなが作らなきゃならない。
そのために一番早道なのは自分が何をほしいか、これが大切だと思います。
これからいろんなことがあると思いますが、自分や自分のチームが作った商品やサービスが売れた時って、ほんっとうに嬉しいですよ。是非、そういう喜びを味わってほしいです。
今日はどうもお疲れ様でした!」
最後に受賞チームの学生と記念写真!
しりあがり寿さん、貴重なお時間を本当にありがとうございました!