こんにちは。指導部 亀山です。
先日行われた「Creative Solution Awards-2019 3rd Presentation-」でお招きした特別審査員 Peatix共同創設者 竹村詠美さんのご様子をレポートします。
2019年11月10日午前10時過ぎ。 特別審査員の先生方の審査が一斉に始まりました。
まず竹村さんが気になられたのは2年生の株式会社NHK出版への提案を行うブース。
こちらのチームは服のリメイクに着目し、服作りのハードルを下げることで若年層への導入口を広げることや、それをSNSで投稿し最終的にはファッションショーに繋げるというフローを提案してくれました。
こちらのチームは料理や裁縫をお気に入りの彼と楽しみながら学べるレッスン施設の提案です。
竹村さんは学生たちの考えたサービスに対し、実際に見込める収益やコスト面の課題など現実的な観点からアドバイスをくださいます。そして、「自分ならやりますか?」とこの後も繰り返し、学生たちに質問されていたのが印象的でした。
続いて、1年生の国際連合世界食糧計画WFP協会への提案ブースへ。 こちらのチームは、現在国連WFPが給食を入れる容器として使用している赤いカップに着目し、 企画の中でれっどきゃっぷちゃんというキャラクターを作成しました。
プレゼンテーションをする際の衣装も企画をしっかりと意識できていて決まっていますね。
「どうやってまだ誰も知らない状態のキャラクターからそこまでの愛着も持ってもらうかが課題。類似するプロモーションの成功事例を調べてどうやったらその確率がより上がるか考えてみて」とアドバイスをくださる竹村さん。
こちらは自動販売機のお釣りを募金につなげるアイデア。
「シンプルでわかりやすいし、実際ゲームの課金で募金をするという事例が海外にある。では、現実化する時の課題としては、自販機を改造しなければならないのでそのハードルが高い。募金において手軽さというのはとても大事なので、例えばアプリで完結できるように考えても良いかも」とコメント。
竹村さんはどの企画に対してもとてもわかりやすく簡潔に、その企画の良い点や課題点、企画をより強固にするために必要な要素を話してくださり、とても勉強になりました。
特別審査員賞に輝くのは果たしてどの企画でしょうか。