【CSA -2024 3rd Presentation- 特別審査員】稲田 明恵さんに密着取材しました(総評編)
こんにちは、指導部 亀山です。
先日Creative Solution Awardsでお招きした特別審査員 株式会社コークッキング 代表 川越一磨さんのご様子をレポートします。
川越さんの特別審査員賞に輝いたのは、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社からの与件「廃プラスチック問題に対し、これからスーパーマーケットはどう対応していくか」に取り組んだ、1年生Gチームの「ECO RENTAL」という企画です。
以下、川越さんからいただいたコメントです。
【特別審査員賞(抜粋)】
展示を見たら一目でわかるっていうのは僕以外の先生方もおっしゃっていたポイントですが、「エコバッグの概念を買うものから借りるものへ」というのが一言で言えば”シェアリングエコノミー”だなと一瞬でわかったところが良かったです。
あとこれは個人的なところだけど僕自身もフードのシェアリングエコノミーをやっているので、食とエコバッグというのは非常に親和性が高いし、あったらすぐにでも使いたいサービスだなと思いました。
この消費材としての袋からシェアする袋っていう概念はこれから脱プラスチックの世界に向けて一番重要なことだし明るい未来が見えます。まさに時代にマッチしていて、スーパーがこれから取り組むべき課題でもあると思いました。
あと、何より事業化しやすそうだなと。結構実現可能性で見ていたので、すぐにでもこれはできるなと思って選ばせていただきました。
これからもし本当にこの企画を事業化していくのであれば、色々応援させていただきたいと思っています。
総評としては下記のコメントをいただきました。
【総評(抜粋)】
僕はこう見えてまだ28歳なので実はそんなに皆さんと離れていないんですが、
僕自身の話でいうと、こういうプレゼンテーションはたくさんやっていて起業するきっかけにもなったビジネスプランコンテストでは4位だったんです。4位ってなんのために4位というものを設けているかわからないんだけど、4位もらったところで…という感じでした。
ただ、みんなが良いっていうアイデアは大体良くないんです。みんながみんなすごく良いねっていうアイデアは大体みんな思いついてやっているのでそんなものに価値はありません。
何が言いたいかというと、順位は関係ないよということを僕は今日言いたくて。1位だろうとランキング外だろうと自分のパッションが結局一番最後に勝つんです。表彰されたことはありがたいことだし、僕自身嬉しかったこともあるけど、それだけを見てはいけない。
これから次に自分の人生を歩んでていくためにはそんな順位なんて誰につけられようと関係ないので、是非情熱を向けられることを見つけてこれからもやっていって欲しいなと思います。
なので、今回ランク外だった方も素晴らしくないということでは一切なくて、全部素晴らしかった。
どこを磨けばどうなるっていうのはこの学校の先生方が良くわかっていると思うので、もし情熱を持ってそれをやりたいのであれば、是非継続してこれからこのアイデアをどうやってブラッシュアップするのか、事業化できるか、世の中に出せるかという相談をアグレッシブにしていった人が最後に勝つと思います。
失敗し続けることはものすごく重要なので、成功することに目が眩まないようにして欲しいなと思いました。
今日はどうもありがとうございました。
最後は川越さんの特別審査員賞に輝いた1年生のチームメンバーと記念撮影!
川越さん、本当にどうもありがとうございました!