【CSA -2026 2nd Presentation- 特別審査員】田村吉康さんに密着取材しました(総評編)

こんにちは、指導部の藤﨑です。
表彰式では、田村様が選んだ「特別審査員賞」の発表と共に、学生たちがプロとして製品を世に送り出すための「覚悟」を問う、鋭いフィードバックが贈られました。
田村様が選出したのは、ウレタン合皮を用いた知育玩具を提案した3Jチーム「しょっかん!」です。選定の決め手となったのは、最後まで迷った3Aチームと比較して、「あと一歩でプロの世界で採用されるレベルに達していた」という、実現可能性の高さでした。
しかし、田村様の講評は称賛だけでは終わりません。子供が口にする可能性のある玩具という企画に対し、「素材の安全管理」について厳しい指摘がありました。 「ウレタンはアレルゲンになり得る素材です。企業側の技術で克服できているならそれを明記すべきだし、もし危険性を認識していなかったら、それは作り手として非常に危うい」。

この言葉には、「企画の面白さと同じくらい、その製品が人に与える影響に責任を持つべきだ」という、プロとしての強い信念が込められていました。 受賞した学生たちも、その鋭い助言に背筋を正す思いだったのではないでしょうか。称賛を自信に変え、指摘を責任に変える。クリエイターとしての階段を一段上らせてくれるような、重みのある授賞式となりました。
最後は、変化の激しい世界を生き抜くための「総評編」です。