Creative Solution Awardsポストカードデザイン作者インタビュー

「Creative Solution Awardsポストカードデザイン作者インタビュー」

Creative Solution Awards -2016 3rd Presentation-
ポストカードデザイン作者 金田香澄さんインタビュー

こんにちは! 講師の天満屋です。
Creative Solution Awards -2016 3rd Presentation-のポストカードデザインは2年生全員が授業の一環として制作・提案したものの中からデザイン・アート科・金田香澄さんのデザインが選ばれました。



<金田香澄さん作品採用理由>
「問題をクリエイティブなアイディアによって解決する」というOCHABI生の活動を
「カレイにヒラメき」という非常にキャッチーなひとことで軽妙に表現しています。
ビジュアルの作り方も優れていて、
悩ましい表情で右方向ばかり見ているカレイの群れの中、さっそうと左に向かって泳いでいくヒラメ。
ユーモアのあるヒラメの表情からは、良いクリエイティブ特有の洒脱な印象が感じられます。
コンセプトメイキングから表現への落とし込み、全体的な力の高さが評価されました。


 金田香澄さんに制作の背景についてインタビューしました。

 



講師・天満屋
(以下、天満屋):採用おめでとうございます。自分のデザインが選ばれる自信ってありましたか?
金田香澄(以下、金田):いえ、全然なかったです。まさか、みたいな感じでした

天満屋:他にも何案か出していましたね。(今回のコンペティションは複数案の提出もOKでした)
どのようにアイディア出しをしたのでしょうか?
金田:授業の中でアドバタイジングの清水先生が「瞬発的に出してきて」とおっしゃってたので、ネットで画像を検索しながら、思いついたものをポンポンポン という感じで…



天満屋
:なるほど、かなりスピーディにアイディアを出して行ったんですね。
同じ作者とは思えないほどそれぞれ個性的なデザインでした。普段からアイディアを幅広く出すのは得意な方ですか?
金田:軽くたくさん出すのはできるんですけど、そこからちゃんと現実的に落とし込んで行くのはまだ少し苦手ですね。

天満屋:今回の採用案は非常に可愛らしい印象ですが、普段からこういうテイストは好きですか?
金田:そうですね。こういうものが得意、というか、ついこうなる、という感じです。

天満屋:制作する上で苦労した点はありますか?
金田:最初は背景のカレイを無機物みたいに整然と並べていたので、その状態から自然に崩しながら空間に動きを作って行く作業がすごく大変でした。
あとは…文字のうねりですね。紆余曲折しながら(笑)
天満屋:そうですね(笑)かなりこだわって作ってましたね。

dsc_1715

天満屋:OCHABIの授業はチームワークも多いですよね。個人制作とチームワークの違いって感じますか?
金田:個人制作の方は、制作過程でほかの人と意思疎通したりイメージを共有しなくても、どんどん進められるのが良いところですね。でも自分の頭だけで考えるので、出来たものに対してどうしても客観的になれません。
その点グループだと、自分では思いもよらないものが出てきたりするのが面白いです。


天満屋:個人もチームも両方楽しんでいるんですね。今2年生のちょうど半分を過ぎたところですが、これからOCHABIでやってみたいことはありますか?
金田:興味の対象がたくさんあるので、いろいろな事に手を出してみて、「これが好き」っていうものを見つけたいです。


天満屋:課外活動など積極的に参加してますよね。引き続き学校生活を充実させてください。
今日はお疲れさまでした。
金田:ありがとうございました。



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