【CSA -2024 3rd Presentation- 特別審査員】川﨑朱美子さんに密着取材しました(総評編)
ヒアリングに行ってきました! 株式会社丸善ジュンク堂書店様
こんにちは! 講師の天満屋です。
11/11(金)~13(日)に開催する「Creative Solution Awards -2016 3rd Presentation-」(※)の
クライアント企業のひとつは株式会社丸善ジュンク堂書店様です。
先日薄曇りの朝、四谷三丁目駅にほど近いオフィスに行ってまいりました。
ヒアリングにご対応くださったのは、営業本部の工藤淳也様。
どことなく温かみのある応接テーブルを挟んで、学生たちが用意して来た質問に応えてくださりました。
今回、丸善ジュンク堂書店様からいただいている課題はこれです。
「ITの進歩が著しいなか、新しい読書体験と空間のデザインとは」
みなさんなら、この課題をどうとらえますか?
じつは企画というのはそもそも、何を提案するのか以前に、どう課題を捉えるのか、というところが一番大切だったりします。
どんなに素晴らしい見た目のモノを作ったとしても、見当はずれだったら提案になりません。
ITの進歩が著しい、ということを「ITを活用する」という方向で捉えるのか「だからこそアナログで」と捉えるのか、あるいは「ITを活用することでデジタルとアナログの良さを再認識する」とするのか。
また「読書体験」とは何か。「空間」はどこまで含むのか。課題文の読み方ひとつをとっても、答え方は色々あります。
さらにいうと、本当にこの課題文に答えることがクライアントの求める答えになるのか、という疑問を持つことも大切です。
またクライアントが何を大切に思っているのかを知ることも、等しく大切なことです。
学生たちも、これまで多種多様なクライアント様と接して来ているので、質問の内容も自然と課題文の背景を知っていくためのものになりました。
普段訊くチャンスの少ない、書店の裏側の話。
学生たちの企画にどのように活かされるのでしょうか。
※「Creative Solution Awards」とは、OCHABIの学生が企業や団体から頂いた課題に、様々な発想で取り組んだ企画提案を発表するイベントです。展示期間中はどなたでも直接、学生からの提案をお聞き頂けます。