卒制レポ!① -発想の原点は身近なところに-

こんにちは! 講師の天満屋です。
先日OCHABIでは、卒業制作2016『欲しいから作りました』が行なわれました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

卒業制作展は、その学年のカラーが最も濃く出るイベントです。
今年の卒業生たちは、自分たちが欲しいもの、あるいは見て欲しいと思うものを作ろう!
という意気込みのもと、制作に励んできました。
今日はその中から、大久保さんの作品をピックアップします。

大久保さんの作品は、野菜にまつわる「野菜言葉」を題材としています。
大久保さんはアルバイト先のスーパーで野菜に触れる機会が多かったため、
「野菜言葉」なるものの存在を知ることになったそうです。

私はというと、スーパーには毎日のように行きますが、
この作品に出会うまで「野菜言葉」の存在を知りませんでした。
この「野菜言葉」を知っていけば、毎日のご飯でメッセージを発信できるようになれるかも。

まだそれを知らない人が、初めてそれを知るためのきっかけを提供することは、デザインの大切な仕事です。
そのアイデアの種は意外と身近なところにあって、デザイナーに発見されるのを待ってるのかもしれませんね。

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