ゼロからはじめてプロになる。御茶の水美術専門学校

下山さんは1階ギャラリーの2・3年生の展示からスタート！
チームごとの個性あふれる展示に期待をもって審査に入られました。

幅広いジャンルの展覧会を企画・運営していらっしゃる下山さんに審査いただくということで、学生たちのプレゼンにも熱が入ります。

「最初にこの与件をもらったとき、どう思いましたか？」
「実際にこのイベントがあったら参加しますか？」
「アイデアを思いついたきっかけは？」
「思い出と繋がっている実体験はありますか？」
一つ一つのプレゼンテーションをじっくり聞いたうえで、どのチームにも本質を突く質問を投げかける下山さん。
学生たちも、企画への想いをしっかりと言語化して伝えていきます。

展示物を手に取られじっくりご覧になられるだけでなく、展示会の企画のブースでは実際に覗いてみたり、カードゲームの企画のブースでは学生とともにカードゲームの体験もしていただきました。

4階の1年生の展示では、学生から授業で街頭インタビューを行ったことを聞いた下山さん。
「どこへ足を運んだのですか？」
「インタビューをして一番印象的だったことは何ですか？」
「インタビュー前に思っていたことと、実際インタビューを行って気づいたことに相違はありましたか？」
など、インタビューでの気づきや、企画のヒントになったことを全てのチームに質問される姿が印象的でした。

全ての展示を見終え、
「みなさん、マーケティングの考え方を色々と身に着けていらっしゃるんですね」
とお褒めの言葉をいただきました。
長時間の審査、本当にありがとうございます。

また、学生たちにとって、百貨店人ならではの下山さんの立ち居振る舞いの美しさや言葉遣いも良い学びとなったことと思います。

さて、下山さんの特別審査員賞に輝くのは一体どの企画になるのでしょうか…？

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