こんにちは! デザイン・アート科3年の鹿毛です。
御茶の水美術専門学校の産学連携授業では、企業からの出題に対して基本的にプロジェクトチームを組んで取り組みます。
約1か月間チームワークを行うのですが、その際ブレインストーミングを意識しながら円滑かつお互いを尊重したチームワークを行っています。
この「ブレインストーミング」というのは、複数人でより良いアイデアを生み出すために自由な発想でアイデアを出し合う会議方法のことです。
(OCHABI生は「ブレスト」と略して使っています!)
このブレストを行う際にOCHABI生が心がけている大切な3原則があります。
【①:自分の考えを自分で否定せず、絵に描いて視覚化する】
まず①ですが、どんなに自信がなくて気が進まなくても自分の意見を発言することが大切になります!
自分の意見が鶴の一声となってメンバーが発案するきっかけになったり、全員にとって発言しやすい雰囲気を作ることに繋がります。
そして自分の意見を言葉だけでなく簡単な絵で説明することで、メンバーにより伝わりやすくなります。
【②:メンバーの意見に興味を示し、批判して話を止めない】
そして②は、どんな意見も聞き逃さないぞ!という姿勢かつ、メンバーの意見を尊重する心構えが大切です。
相手と異なる意見であった場合は、その意見を否定するのではなく、なぜ相手がそのような考えに至ったのか質問をして、その意見を深掘りしながら相手の考えを理解しつつ話し合いを発展させていくことが最適だと経験から感じました!
【③:メンバーの意見を自分のものにし、意見を発展させる】
最後に③ですが、アイデア出しをしていく中でどうしても自分のアイデアが枯渇していきます。
そのときにメンバーが出した多様なアイデアを取り入れながらどんどんアイデアを膨らませていくことが大切です。メンバーの意見を自分事にして発展させていくことが、より良いアイデア出しと円滑なチームワークに繋がります。
以上がOCHABI式ブレインストーミングになります。
授業で多種多様なメンバーと一緒にプロジェクトを考えていく中で、他の人の価値観や意見を取り入れるには相手を尊重することが本当に大事です。
メンバー全員がブレスト3箇条を心がけているからこそ、より良い話し合いができたのではないかと授業を通して実感しました。